どうも、Yotaです!
この記事は「ライティングの始め方3ステップ」の構成編、第2部です!
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各見出しの内容を書く
リード文の次は、各見出しの内容を書いていきましょう。
各見出しの内容は、構成編でPREPに落とし込んだ内容に肉付けしていく作業です。
ここで意識したいことは、とにかく具体性を持たせること。
構成時点でPREPに落とし込んでいると、もう何も手を加えなくても良い気になります。
ですが、構成時点のPREPはあくまでも概要でしかありません。
そのため、具体性に欠けるところがあったり、内容が薄かったりするところがあります。
ですので、執筆時はより具体性を意識して、納得感のある文章に仕上げる必要があるわけです。
ここでも、例をもとに見ていきましょう。
たとえば、構成時点で以下のような内容を作っていたとします。
(結論)ステップ2は、クラウドソーシングサイトに登録すること。
(理由)クラウドソーシングサイトでは、初心者でも仕事を得やすいから。
(具体例)無料で登録でき、初心者でも応募可能な案件も多くある。
(結論)なので、ライティングを新たに始めるなら、クラウドソーシングサイトに登録しよう。
上記の内容はPREPになっていますが、かといって十分な内容になっているとは言えません。
たとえば、「クラウドソーシングサイト」という言葉が出てきましたが、おそらくその存在を知らない人もいるでしょう。
そう考えると、簡単な補足説明があったほうが良さそうです。
また、「初心者でも応募可能な案件も多くある」とありますが、具体的にどのような案件なのでしょうか?
単価はいくらくらいで、どのような作業内容かも気になるところです。
このように、構成時点では「拾い切れていない内容や読者の疑問」を執筆で補完していきます。
読者が抱くであろう疑問を潰すことで、最後までスムーズに読んでもらうことをサポートするわけです。
上記を踏まえて、実際に肉付けしてみましょう。
ステップ2では、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。クラウドソーシングサイトなら、ライティング初心者でも仕事を得やすいからです。
クラウドソーシングサイトとは、簡単に言うと「お仕事のマッチングサイト」のようなもの。サイト上で募集されている案件に応募し、依頼主に選ばれれば、仕事が受注できるシステムです。
無料で登録できる上、初心者でも応募可能な案件が募集されています。そのため、これからライティングを始める人でも、気軽に案件に応募できるでしょう。
ただし、初心者が応募できる案件は、得てして単価が低くなりがち。高いスキルを求められない代わりに、単価もそれに準ずるわけです。労力に見合わなと感じるかもしれませんが、最初は経験を積むためと割り切りましょう。
経験やスキルがない内は、高単価の仕事はなかなか受けられません。ですので、ライティング初心者はクラウドソーシングサイトに登録して、まずは初心者OKの仕事を受けてください。実践の中で、スキルと経験を身につけましょう。
以上が、構成をもとに肉付けした執筆内容です。
語尾を「です・ます調」に変えたり、各内容に厚みを持たせたりしました。
構成時点では不足していた「クラウドソーシングサイトの説明」や「仕事の単価」にも触れています。
読者が抱く疑問への回答を追加することで、より納得感のある文章に仕上げるわけです。
ただし、1つ注意したいのは、あくまでもペルソナに合わせて内容を補足すること。
ここの例では、「クラウドソーシングサイトを知らない人もいる」前提で書きました。
しかし、この記事のペルソナが「クラウドソーシングサイトを利用している人」の場合、サイトについての説明は不要です。
すでに利用している人が、どのようなサイトか知らないとは考えにくいからです。
むしろ、すでに知っている情報をいちいち説明されては、冗長に感じてしまうかもしれません。
ペルソナが異なれば、知識の前提も異なります。
ですので、記事のペルソナに合わせて、適切な情報を盛り込みましょう。
まとめ
ここまで「ライティングの始め方3ステップ」の第2部をお話してきました。
各見出しの内容を書くときのポイントは以下の通りです。
- 具体性を意識して、納得感のある文章に仕上げる
- 構成で拾いきれていない読者の疑問を補完する
- ペルソナに合わせて内容を補足する
執筆時の参考にしてみてください!
執筆編の第3部はこちらから!