ConoHa Wingへの移行手順を解説|6つのステップで移行しよう

ConoHa Wing

失敗しない!ConoHa Wingへの移行手順と注意点を徹底解説します

ConoHa Wingへの移行方法についてお調べですね。

別のレンタルサーバーからConoHa Wingへ移行したいと考えつつ、どのように進めればいいか分からない人もいるでしょう。

何となく手間がかかりそうなイメージもあって、なかなか一歩を踏み出せないかもしれません。

この記事では、他社レンタルサーバーからConoHa Wingへの移行手順を解説します。

移行時の注意点に加え、ConoHa Wingから他社への移行についても紹介

ConoHa Wingへの移行を検討中の人は、本記事をぜひご一読ください。

この記事はこんな人におすすめ

  • 別のレンタルサーバーからConoHa Wingへ移行したい
  • ConoHa Wingへの移行がうまくできるか不安
  • ConoHa Wingから別のレンタルサーバーへの移行について知りたい

ConoHa Wingへの移行手順を解説|6つのステップで移行しよう

ConoHa Wingへの移行手順を解説|6つのステップで移行しよう

さっそくConoHa Wingへの移行手順を解説したいところですが、実は公式のサポートページに詳しい手順が載っています。

ConoHa WINGお乗換えガイド」を参考にしていだければ、間違いなく移行できるでしょう。

とはいえ、かいつまんで手順を知りたい人もいると思いますので、本記事では各ステップの概要を紹介します。

  • ConoHa Wingの申込みと初期設定
  • 独自ドメインの設定
  • ホームページ(Webサイト)のデータ移行
  • メールの移行および設定
  • ネームサーバー情報の確認と設定
  • ネームサーバー情報の確認と設定

順番に見ていきましょう。

ConoHa Wingに申し込み

まずは、ConoHa Wingに申し込みましょう。

申し込まなければ、そもそもConoHa Wingを利用できません。

ConoHa Wingには複数の料金プランがありますので、自分に合ったプランを選んでください

なお、申し込み自体は簡単で、スムーズにいけば10分もかからないでしょう。

ConoHa Wingの料金プランについては以下で解説!

独自ドメインの取得と設定

続いて、独自ドメインの取得と設定です。

レンタルサーバーの移行を考えている人は、すでに独自ドメインを取得してWebサイトを運営している状況がほとんどでしょう。

その場合、移行予定のWebサイトと同じ独自ドメインをConoHa Wingで取得してください。

たとえば、「example.com」のドメインでブログを運営しているなら、同じドメインをConoHa Wingで取得するだけです。

ドメインの取得は申し込み時か、ConoHa Wingの管理画面から簡単に取得・設定できます

詳しくは、サポートページの「サーバーにドメインの設定を追加する」をご覧ください。

ホームページ(Webサイト)のデータ移行

ドメインの取得および設定が完了すると、いよいよWebサイトのデータ移行です。

ブログ運営をしている人であれば、ここのステップでブログのデータが移行されます。

移行方法は簡単で、WordPressを使っている人であれば「WordPressかんたん移行」を利用するだけです。

テスト移行の機能も用意されているため、まずはテスト環境で動作に問題ないかを確認できます。

動作確認後に本番移行することで、安全にWebサイトを移行できるでしょう。

WordPressなどのCMSを利用していない人は、「ConoHa WINGお乗換えガイド」に記載の移行方法を参考にしてみてください。

ページ中ほどの「WordPressなどCMSを利用しない静的なホームページの移行について」にて解説されています。

メールの移行および設定

Webサイトのデータ移行後は、メールの移行および設定です。

元のレンタルサーバーでもメールを利用していた人は、ConoHa Wingでも同じドメインのメールアカウントの作成が必要となります。

メール関連の各種対応は、ConoHa Wingの管理画面から設定可能です。

そもそもレンタルサーバーでメールを利用していない人は、本ステップでの設定は不要です。

僕自身、ConoHa Wingでメールアカウントやドメインの設定はおこなっていません。

ブログへの問い合わせも、自分のGmailアカウントと紐づけています。

ネームサーバー情報の確認と設定

ここまでの設定および移行を有効にするため、ネームサーバーの情報設定が必要となります。

ConoHa Wingのネームサーバー情報は、「ConoHa WINGお乗換えガイド」の「STEP5 ネームサーバーの情報設定」に記載されています。

ネームサーバー情報を確認した後、ドメイン提供元にてネームサーバー情報を変更しましょう。

ConoHa Wingで独自ドメインを取得した場合は、ConoHa Wingがドメイン提供元になります。

本ステップも公式のお乗り換えガイドに詳しく載っていますので、サポートページを参考にしながら設定しましょう。

移行作業後の動作確認をおこなって完了

ネームサーバー情報の設定で、移行作業はほぼ完了となります。

最後に、移行後の動作確認をおこないましょう。

Webサイトが正常に表示されるか、メールは正しく送受信できるかなど各種動作を確認してください。

いずれの動作も問題なければ、ConoHa Wingへの移行はすべて完了となります。

ConoHa Wingへの移行時の準備と注意点

ConoHa Wingへの移行時の準備と注意点

続いて、ConoHa Wingへの移行時の準備と注意点を紹介します。

実際に移行される際の参考にしてみてください。

  • ConoHa Wing公式のお乗り換えガイドを確認する
  • 申し込みたいConoHa Wingの料金プランを決める
  • 必ずバックアップは取っておく
  • 移行作業中に記事の作成はできない

それぞれ解説します。

ConoHa Wing公式のお乗り換えガイドを確認する

ConoHa Wingに移行する際は、公式の「お乗り換えガイド」を必ず確認しておきましょう。

お乗り換えガイドには移行の手順だけでなく、移行前の確認事項も載っているからです。

事前に準備すべきことが記載されているので、まずはガイドを確認して準備を進めてください。

もし確認せずに移行を進めてしまうと、不測の事態が発生するかもしれません。

安全に移行を進めるためにも、最初にお乗り換えガイドを確認することは必須と言えます。

申し込みたいConoHa Wingの料金プランを決める

申し込みたいConoHa Wingの料金プランも、事前に決めておきましょう。

ConoHa Wingは複数の料金プランがあるため、人によっては迷うかもしれません。

前もって各プランを確認しておけば、いざ移行時に申し込むときもスムーズに手続きを進められるでしょう。

ConoHa Wingの料金プランごとにおすすめな人の特徴を解説!

必ずバックアップは取っておく

ブログなど移行予定のWebサイトのバックアップは、必ず取っておいてください。

ConoHa Wingのお乗り換えガイドにも、バックアップの取得は記載されています。

レンタルサーバーを移行時は、何らかのトラブルが発生しがちです。

初めて移行する人であれば、慣れていないこともあって余計に起こりやすいでしょう。

バックアップさえ取っておけば、トラブルが起こってもデータは簡単に復元できます

逆に言うと、バックアップを取らずに移行作業することは非常に禁止です。

最近は、自動バックアップ機能を標準で用意しているレンタルサーバーも多いです。

ですので、まずは現在利用中のレンタルサーバーでバックアップ機能があるかを確認してみてください。

バックアップ機能がなければ、プラグイン等を使ってバックアップを取りましょう。

移行作業中に記事の作成はできない

言わずもがな、レンタルサーバーを移行中はサイトの更新ができません。

ブログサイトであれば、記事の追加や作成ができない状況となります。

仮に早めに対応したい作業があるのであれば、移行前におこないましょう

とはいえ、移行作業自体は1週間もかかるものではありません。

よほど急ぎの作業でない限り、移行後の対応でも基本は問題ないでしょう。

ConoHa Wingへのサーバー移行で遭遇するエラーと解決方法

ConoHa Wingへのサーバー移行で遭遇するエラーと解決方法

続いて、移行時または移行後に遭遇しやすいエラーについて紹介します。

以下3つのエラーと解決方法を説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 無料独自SSL設定変更サイトにアクセス出来ません
  • 移行元サイトログイン確認 入力形式の不正
  • 移行元サイトログイン確認

どのようなエラーか、詳しくお話しますのでご覧ください。

無料独自SSL設定変更サイトにアクセス出来ません

1つ目のエラーは「無料独自SSL設定変更サイトにアクセス出来ません」です。

上記文言の後に「Aレコード(wwwあり。なし)やネームサーバーにConoHaのものを設定してください」と続きます。

このエラーは移行時ではなく、ConoHa Wingで独自ドメインを新しく追加したときに発生します。

独自ドメインを追加すると、管理画面上で無料独自SSLをONにしなければいけません。

しかし、時折ONにならずエラーが発生します(僕自身も経験があります)。

解決策はいたって単純で、時間を置いてください

設定が間違っていなければ反映に時間がかっているだけで、数時間後には正常にONにできるでしょう。

本エラーについては以下で詳しく解説!

移行元サイトログイン確認 入力形式の不正

WordPressかんたん移行を実行する際、移行元のWordPressにログインできないときに発生するエラーです。

正確には、「失敗しました。移行元サイトログイン確認 入力形式が不正です」と表示されます。

まず考えられる原因としては、ユーザー名やパスワードの入力が間違っている可能性です。

その他、二段階認証のプラグインが邪魔していたり、そもそも移行元のURLが間違っていたりする可能性もあります。

WordPressかんたん移行のエラーについて」を参考に、入力情報が間違っている箇所がないかを確認してみてください。

移行元サイトログイン確認

「移行元サイトログイン確認」のエラーは、先ほどのエラーと原因は似ています。

原因としては、ベーシック認証やプラグインなどのサイトアクセスを制限するような設定が考えられます。

公式の「WordPressかんたん移行を利用する」にも記載の通り、以下のプラグインを導入している場合は事前に無効化しておきましょう。

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ConoHa Wingへのサーバー移行でよくある質問3つ

ConoHa Wingへのサーバー移行でよくある質問3つ

ここからは、ConoHa Wingへのサーバー移行についてよくある質問に回答いたします。

以下3つの質問をピックアップしました。

  • 移行にどれくらいの時間がかかる?
  • 元のレンタルサーバーはいつ解約すればいい?
  • 移行についてサポートに相談できる?

QA形式で順番に回答します。

移行にどれくらいの時間がかかる?

公式によれば、ネームサーバーの情報変更は最大で24時間〜72時間かかるとのことです。

ただし、インターネット上で徐々に反映されていくため、その間まったく作業ができないわけではありません。

ネームサーバーの情報変更までの作業は、数時間もかからないでしょう。

元のレンタルサーバーはいつ解約すればいい?

元のレンタルサーバーは、完全に移行が完了してから解約しましょう。

移行時に何かしらトラブルが発生する可能性があります。

万一何かあっても、解約さえしていなければ元のレンタルサーバーでサイト運営を継続できます

ですので、元のレンタルサーバーは、必ずConoHa Wingへの移行が完了してから解約してください。

移行についてサポートに相談できる?

移行について相談可能です。

まず、サポートページに移行に関する情報が充実しています。

サポートページの情報だけでは分からないことがあれば、メールや電話で問い合わせすることも可能です。

また、ConoHa Wingは後述の移行代行サービスも提供しています。

費用はかかりますが、移行作業に不安がある人は利用を検討しましょう。

ConoHa Wingは移行代行サービスも提供している

ConoHa Wingは移行代行サービスも提供している

ConoHa Wingは、他社レンタルサーバーからの移行代行サービスも提供しています。

ConoHa Wingの専任担当者に、移行作業をすべてお願いできます

自分で移行作業するとなると、誤ってデータを削除したりトラブルが発生したりと不安が尽きません。

移行代行サービスを利用すれば、専門家の手で丁寧に移行してもらえるので安心です。

サービス料金は、1サイトあたり7,678円で設定されています。

移行作業の手間がかからず、かつ安全に移行できることを考えれば、コストパフォーマンスの良いサービスと言えるのではないでしょうか。

自分での移行作業に自信がない人、単純に移行作業が面倒な人は、ぜひ移行代行サービスを利用してみてください。

ConoHa Wingから別サーバーへ移行する方法は?

ConoHa Wingから別サーバーへ移行する方法は?

ここまでは、他社レンタルサーバーからConoHa Wingへの移行方法について説明してきました。

反対に、ConoHa Wingから別のレンタルサーバーへの移行はどうすれば良いのでしょうか。

移行方法の確認はConoHa Wingと同じで、各社の公式サイトに詳しい手順が掲載されています。

以下の表に、主なレンタルサーバー4社の移行方法のページと公式サイトへのリンクをまとめました。

項目/レンタルサーバー名 エックスサーバー ロリポップ さくらのレンタルサーバ お名前.comレンタルサーバー
移行方法のページ サーバー移転 他サーバーからの移行方法 他社からの乗り換え・移転 他社サーバーからお名前.comにお引越し
移行代行サービスの有無 有り 有り 不明 無し
公式サイト

ConoHa Wingから他社レンタルサーバーへの移行を検討中の人は、上記の表を参考にしてみてください。

まとめ

ここまで、他社レンタルサーバーからConoHa Wingへの移行方法について解説してきました。

正直に言うと、ConoHa Wingのサポートページが充実しているので、そちらを確認すれば基本は解決できるでしょう。

本記事で紹介した注意点を踏まえて作業を実施すれば、安全に移行できるはずです。

ConoHa Wingは移行代行サービスも提供しているので、不安な人は利用を検討してみてください。

ConoHa Wingのおすすめの料金プランは以下で紹介!

  • この記事を書いた人

Yota-ヨータ-

本業は、IT企業で営業っぽいことをやっています。2020年1月より副業ライターを開始。2020年6月より当ブログを開設し、現在はブログ執筆を中心として活動しています。副業や投資など個人の経験談をメインに、気まぐれに書いていきます。

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