Googleアドセンスに申請するも、なかなか合格できないとお悩みですね。
ネットやSNSで、合格方法を検索したことがある人も少なくないでしょう。
記事数は何記事あったほうがいいとか、アフィリエイト広告は外したほうがいいなどさまざまな情報が出てきます。
しかし、ネットで見られる多くの要素は、Googleアドセンスの合格に何ら関係ありません。
本記事では、2つのサイトでGoogleアドセンスに合格した僕の経験から、ネットで見る情報の真偽を解説。
その上でアドセンス合格に必要な要素は何か、僕が合格したときの経験を踏まえてお話します。
Googleアドセンスに関する情報の真偽をお調べの人は、ぜひ本記事をご覧ください。
この記事はこんな人におすすめ
- Googleアドセンスにプライバシーポリシーやアフィリエイト広告が関係すると聞いた
- Googleアドセンス合格に必要な要素を知りたい
- Googleアドセンスで稼げるのか気になる
Googleアドセンス合格に良いとされる要素3つ
Googleアドセンス合格について調べると、さまざま情報が出てきます。
中でも、SNSでよく見かける合格に必要な要素が次の3つです。
- 記事数は最低でも10記事は必要
- プライバシーポリシーを記載する
- アフィリエイト広告は外したほうが良い
1つずつ紹介していきます。
記事数は最低でも10記事は必要
まずは、記事数に関する情報です。
言っている人によって若干変わりますが、おおよそ10記事以上はアドセンスの合格に必要と言われています。
コンテンツの数が少ないと、サイトがユーザーにとって有用ではないと判断されるからです。
ユーザーにとって有用ではないと判断されれば、不合格となります。
逆に有用と判断されるコンテンツ数の基準として、記事数は10記事以上は必要と言われているわけです。
プライバシーポリシーを記載する
プライバシーポリシーの記載も、SNSでよく見かける情報の1つです。
プライバシーポリシーとは、簡単に言うと「個人情報の取り扱いに関する指針」のこと。
SNSでGoogleアドセンスの合格について調べてみると、「プライバシーポリシーを記載するといい!」といった情報が散見しています。
プライバシーポリシーを記載する際は、ワードプレス上でプライバシーポリシー用の記事を作成するか、固定ページを用意するかのいずれかが主です。
アフィリエイト広告は外したほうが良い
プライバシーポリシーの記載とは反対に、アフィリエイト広告は外したほうが良いと言われます。
アフィリエイト広告とは、成果型報酬広告と呼ばれます。
簡単に言うと、自分のブログに商品やサービスの広告を貼り、そこから購入してもらえると報酬が発生する広告のことです。
ブログで稼ぐ方法を調べた人のほとんどは、アフィリエイト広告の情報を目にしているでしょう。
Googleアドセンスの審査と並行して、アフィリエイト広告を貼っている人も少なくありません。
しかし、SNS等で見かける情報では、アフィリエイト広告を外すことでGoogleアドセンスに合格しやすくなるようです。
紹介した3つの要素はGoogleアドセンスの合格に一切関係ありません
先ほどは、ネットやSNSで見かけるGoogleアドセンス合格に影響する要素を紹介しました。
しかし、紹介した要素はGoogleアドセンスの合格には一切関係ありません。
実際に2つのサイトでアドセンスに合格した僕の経験をもとに、各要素についてコメントしていきます。
- 記事数に明確な決まりはない|とはいえ、ほんの数記事では厳しい
- プライバシーポリシーがなくても合格した
- アフィリエイト広告があっても合格した
順番に見ていきましょう。
記事数に明確な決まりはない|とはいえ、ほんの数記事では厳しい
まず、Googleアドセンスの合格に明確な記事数の基準はありません。
10記事書いたからといって合格するわけではないですし、100記事書いても同じです。
Googleアドセンスの合格基準は後述しますが、もっとも大切となるのは「ユーザーにとって有益な情報を提供しているか」です。
つまり、質の低い記事をいくら量産しても意味がありません。
とはいえ、1記事や2記事書いただけで合格できるわけでもありません。
ユーザーにとって有益なサイトであるかが基準となるゆえ、ほんの数記事程度では有益な情報を提供しているとは判断されづらいからです。
僕自身は、1サイト目は7記事、2サイト目は30記事で合格しました。
どちらも1回の申請で合格したので、自分の経験からも記事数の問題ではないと思っています。
プライバシーポリシーがなくても合格した
プライバシーポリシーについては、記載していなくとも合格できました。
このことから、プライバシーポリシーの有無が合格に影響しないことは明らかです。
とはいえ、サイト上にプライバシーポリシー自体は記載しても問題ありません。
むしろ、きちんと記載しているサイトのほうが信頼性は高いでしょう。
あくまでも「Googleアドセンスの合格」には影響しないだけです。
なお、Googleアドセンスに合格した後は、プライバシーポリシーの記載は必須です。
Googleアドセンスのヘルプに、必須コンテンツとしてプライバシーポリシーが挙げられています。
アフィリエイト広告があっても合格した
アフィリエイト広告の存在も、Googleアドセンスの合格には関係ありませんでした。
なぜなら、僕のサイトがアフィリエイト広告を貼り付けたままでも、Googleアドセンスに合格したからです。
このことから、アフィリエイト広告もアドセンス合格に影響しないことが分かります。
Googleアドセンスに申請している人で、すでにブログにアフィリエイト広告を貼っている人もいるでしょう。
その場合、わざわざアフィリエイト広告を外す必要はありません。
外さずとも、サイトの有用性が認められれば合格できます。
結局はサイトの質の問題|Googleが掲げる10の事実
Googleアドセンスの合格には、小手先のテクニックは必要ありません。
SNSで言われているようなプライバシーポリシーの記載やアフィリエイト広告の存在は、一切関係ないからです。
結局は、サイトの質の問題です。
サイトの質が低いから不合格になっているのであって、小手先の調整をしても意味がありません。
サイトの質を上げるためには、「ユーザーにとって有益な情報を提供する」ことです。
Googleアドセンスに限らず、Googleが評価するコンテンツの基準は「Googleが掲げる10の事実」が参考になります。
「Googleが掲げる10の事実」の中で、「ユーザーの利便性を第一に考えている」との文言が確認できます。
つまり、ユーザーにとって有益な情報を提供することが、Googleからの評価につながるわけです。
このことからGoogleアドセンスに合格できない理由は、プライバシーポリシーやアフィリエイト広告の有無が問題でないことは明らかです。
シンプルに、ユーザーにとって価値のあるサイトになっておらず、質の低いサイトだと判断されているのでしょう。
読者にとって有益な記事を書くこと
それでは、Googleアドセンスに合格するためにはどうすれば良いのか。
先ほどの説明が自ずと答えになります。
ユーザーにとって有益な情報を提供することが、アドセンス合格への一番の近道です。
自分のサイトおよび記事が、どのような人に向けて存在しているのか。
そして、どのような悩みを解決できるのか、方向性を定めなければいけません。
ブログ記事を含め、ライティングの詳しい方法については下記のシリーズで解説しています。
Googleアドセンスに合格したところで大して稼げない
最後に、一番大切なことをお話します。
それは「Googleアドセンスに合格したところで大して稼げない」ことです。
ブログで稼ぐには、主に2種類あります。
すでに紹介した「アフィリエイト広告(成果型報酬広告)」か、Googleアドセンスに代表される「クリック型報酬広告」の2つです。
僕自身、Googleアドセンスに合格してすでに2年以上経過していますが、いまだに全期間で8,000円も稼げていません。
(Googleアドセンスは、収益が8,000円以上にならないと振り込んでもらえない)
もちろんアドセンスで稼いでいる人もいますが、そのためには圧倒的なPV数が必要です。
そして、アドセンスで稼げるほどのPV数があれば、アフィリエイトでも十分に稼げるでしょう。
何よりアフィリエイトのほうが収益の単価も高いので、稼ぐことを考えるならアフィリエイトに注力すべきです。
アフィリエイトで稼ぐには、ユーザーにとって有益な情報を提供する必要があります。
アフィリエイトに注力した結果、Googleアドセンスに合格しやすいサイトになっているでしょう。
事実、僕も2サイト目はアフィリエイトのみに注力していましたが、試しにアドセンスに申請したところ一発で合格できました。
まとめ
ここまで、Googleアドセンスの合格に関する情報についてお話してきました。
プライバシーポリシーもアフィリエイト広告の有無も、Googleアドセンスの合格には関係ありません。
合格にあたって一番大切となる要素は、サイトの質です。
サイトの質を高める方法は、ユーザーにとって有益な情報を提供することです。
Googleアドセンスに合格できないとお悩みの人は、まずはサイトや記事の方向性を整理してみてください。
自分のサイトが誰のどのような悩みを解決できるのかを明確にし、コツコツと記事を積み上げていきましょう。
Webライティングの詳しい方法は、下記のシリーズで解説!