どうも、Yotaです!
皆さんは「クォーターライフクライシス」をご存知でしょうか?
20代半ばから30代頃に訪れる、幸福の低迷期を指す言葉です。
つい最近、僕は「クォーターライフクライシス」を知りまして、いろいろと思うところがありました。
今回は「クォーターライフクライシス」について、僕が思うことやどう乗り切ったのかをお話します。
独り言のような記事ですので、暇つぶしにでも読んでいただけたら幸いです。
この記事はこんな方におすすめ
- クォーターライフクライシスについて知りたい
- 他人が実際にどんなクォーターライフクライシスを感じているか聞いてみたい
- どうやってクォーターライフクライシスを乗り切ったのか参考にしたい
過去の独り言(叫び)記事は以下よりどうぞ
クォーターライフクライシスとは
クォーターライフクライシスとは直訳で、人生の4分の1の時期に訪れる危機のこと。
「クォーターライフ=人生の4分の1」と「クライシス=危機」が組み合わさった言葉です。
一般的には、20代半ばから30代に訪れる「幸福の低迷期や人生の停滞期」を指します。
- 将来への不安
- 仕事への不安
- 結婚や家庭への不安
「自分の人生、このままでいいのか」と漠然とした不安や焦燥感に苛まれる時期が「クォーターライフクライシス」です。
30歳の僕が感じたクォーターライフクライシス
クォーターライフクライシスを知ったとき、人が20代半ばから30代にかけて思い悩むのもわかる気がします。
僕は今年30歳になりました。世間一般的にも節目と言われる年ですよね。
節目らしく、僕自身の胸にもさまざまな思いや考えが去来しました。
これから始まる30代への希望だったり、周囲との温度差から感じる孤独感だったりと。
人によって感じ方は違うものの、誰しも似たような不安や危機感を抱いているのだと思います。
そして、この感情こそがクォーターライフクライシスなのだなと実感した次第です。
Yotaのここ数年のできごと
自分のクォーターライフクライシスを考えるにあたって、ここ数年のできごとを振り返ってみました。
- 「環境」というMLMのような集団に、数ヶ月はまりかけるも脱退する
- 新卒で勤めた会社から転職するものの、上司との人間関係で4ヶ月で辞める(再転職先は超絶ホワイト企業です)
- 2回引越しして環境を変える
- 彼女を作ろうとマッチングアプリにコミットして、2人付き合うもどちらも数ヶ月で別れる
- 未経験から副業を始めて、安定して月数万円の利益を出せるようになる
- ミニマリストさんの動画にはまって、物や人間関係を整理する(200人近くいたLINE上の友達を20人くらいまで減らしました)
他にも細かいことはたくさんありましたが、自分が印象的だったできごとは以上です。
僕がクォーターライフクライシスを感じたタイミング
ここ数年は自分史の中でも、本当にさまざまなイベントがありました。
先ほどあげた中でも、以下の3つがクォーターライフクライシスを感じる瞬間だったように思います。
- 「環境」というMLMのような集団に、数ヶ月はまりかけるも脱退する
- 未経験から副業を始めて、安定して月数万円の利益を出せるようになる
- ミニマリストさんの動画にはまって、物や人間関係を整理する
「環境」にはまりかけて脱退したとき、将来に対して不安を感じたことを覚えています。
「俺、何やってんだろうなぁ」といった具合で。
副業は始めてから1〜2ヶ月経ったときに、強烈な焦燥感を感じました。
「このまま続けていって稼げるようになるのか」「目標は達成できるのか」
このような焦りにも似た不安に苛まれていました。
幸い、その後は副業の利益が伸びていったおかげで、自然と焦燥感は減っていったように思います。
最後の物と人間関係の整理は、少し矛盾した思いかもしれません。
2021年の上半期くらいに、人との交流に少し疲れを感じていました。
加えて、もっと自分の目標にとって大切な課題に注力したい気持ちが重なって、人間関係を整理し始めました。
整理と言っても、LINE上の友達やグループを見直したり退会したりしただけです。
整理してすっきりした一方で、急に孤独感や虚しさも感じました。
自分が望んで整理したはずなのに、整理したらしたで孤独感を抱いたわけです。
今にして思えば、人間関係への疲れも、つながりが希薄になった孤独感も、ある種のクォーターライフクライシスだったのかと捉えています。
今はそれほどクォーターライフクライシスを感じていない
20代半ばから30歳にかけての数年間で、僕はクォーターライフクライシスを感じていました。
しかし、本記事を書いている2021年11月現在では、先ほどあげたような不安や焦燥感は抱いていません。
その理由を考えてみると、以下3つの要因があると思っています。
- 自分の中の目標が決まっているから
- 日常の中で成長を感じているから
- 『嫌われる勇気』を読み返した
それぞれお話していきます。
自分の中の目標が決まっているから
僕は、2025年4月17日までに「総資産1億円以上を達成する」との目標があります。
この目標を立てた理由は、説明すると長くなるので割愛させてください。
ただ、自分の中の目標が決まっていることは、クォーターライフクライシスを感じない1つの要因だと考えています。
具体的な数値目標があることで、目標達成に向けて何をすべきかが見えるからです。
そのため、「何をしたら良いかわからない」といったぼんやりした不安から解放されたのだと思います。
もちろん目標を達成できるかといった不安は、少なからずつきまとってはいますが。。
日常の中で成長を感じているから
クォーターライフクライシスを感じなくなった要因では、「日常の中で成長を感じている」ことが非常に大きかったです。
3つの要因の中では、もっとも大きな影響を与えていると考えています。
「成長を感じる=前進している感覚」が、日々生きる上で強く勇気を与えてくれるからです。
大げさな表現と思われるかもしれません。
しかし、僕にとっては事実その通りなんですね。
僕にとって成長を感じる瞬間とは、やはり副業が最たるものです。
最初に始めたライティングであれば、利益額の向上や受注数の増加があげられます。
最近はブログに注力しているので、当サイトのPV数が増えたときは成長を感じる瞬間の1つです。
大きな目標だけですと、目標を達成できるかといった不安がつきまといます。
ですが、目標に向かう過程での成長=一歩ずつ進んでいる感覚が、僕を不安から解放してくれるわけです。
『嫌われる勇気』を読み返した
『嫌われる勇気』(岸見 一郎,古賀 史健著)を読み返したことも、僕の中ではクォーターライフクライシスを感じなくなった要因の1つです。
『嫌われる勇気』はアドラー心理学について書かれた本で、対人関係を改善するための方策や幸せに生きるための思想を説いた本です。
非常に有名な本ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
本書ではトラウマや承認欲求を否定し、目的論を軸とした思想が語られています。
読まれた方なら共感いただけると思うのですが、『嫌われる勇気』の内容は非常に革新的かつ実現困難なものです。
僕は確か、社会人3年目の頃に初めて本書を読んだと記憶しています。
当時はその内容の新しさに衝撃を覚え、本に書かれている思考や行動を実現できれば、人と理想的な関係性を築けると思いました。
一方で本に書かれている通り、アドラー心理学の実践は非常に困難で、正直に言って現実的ではないと思った自分もいました。
※本書いわく、アドラー心理学の思想を会得するには、それまで生きてきた年数の半分を要するそうです。30歳なら15年かかる。
時を経て、久しぶりに本書を再読。初めて読んだときとは感じ方が異なりました。
もちろん、全ての内容を急に実践できるようになったわけではありません。
ただ、承認欲求に対する考え方や目的論の思想が、以前よりも腹落ちするようになりました。
誤解を恐れずに広い表現をするなら、人間関係に対する不安や悩みが減少しました。
つまり、僕が感じたクォーターライフクライシス(人間関係からくる煩わしさと孤独感)が軽くなったわけです。
この先もクォーターライフクライシスを感じたら?
最後に、この先もクォーターライフクライシスを感じたらどうするかを書きます。
クォーターライフクライシスとは、20代半ば〜30代にかけて感じる「幸福の低迷期や人生の停滞期」のことです。
恐らく僕と同世代の人の多くもいま、低迷や停滞を感じているかもしれません。
クォーターライフクライシスで感じた不安や焦りは、クォーターライフでなくなったこの先も感じる瞬間があるでしょう。
それでも、僕は不安や焦りに押し潰されることはないと断言できます。
理由は「クォーターライフクライシス」という言葉を知ったからです。
人によるかもしれませんが、僕は原因不明の状態に一番不安を覚えます。
たとえば急に熱が出たとき、「なぜ熱が出たのか?」と原因がわからない状態が一番不安です。
その後に病院で診察してもらって、ただの風邪だとわかるととても安心します。
原因さえわかれば対策できるからです。
つまり、今後クォーターライフクライシスに似た状態に陥ったとしても、僕はすでにその存在を知っています。
原因がわかれば対策できますし、事実この記事で書いたように乗り越え方もわかっています。
ですから、この先にもし同じような不安や焦りを感じたとしても、きっと乗り越えられるでしょう。
まとめ
ここまで、クォーターライフクライシスについて、30歳男性の僕が思うことを書いてきました。
いつもの記事と違って、とても真面目に書きました。もちろん普段も適当に書いているわけではありませんよ。
僕と同じように不安や焦燥感を感じた人、もしくは今現在も感じている人がいるかもしれません。
今感じていることが、クォーターライフクライシスだと知らない人もいるでしょう。
そうした人にとって、本記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
東洋経済オンラインさんに取材していただきました
なんと、本記事をきっかけに東洋経済オンラインさんに取材していただきました。
僕のクォーターライフクライシスの経験に基づいて、20代後半の数年について語っています。
とても面白く記事にしていただきましたので、ぜひご覧ください。
>東洋経済オンライン「「個人の力で稼ぐ」ことにこだわる30歳男性の迷走」
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