どうも、Yotaです!
この記事は「ライティングの始め方3ステップ」の構成編、第2部です!
前回の記事はこちらから!
ライティングの始め方の第1弾はこちらから!
記事のストーリーを考える
構成に加える情報とともにおこないたいのが、記事のストーリーを考えること。
ストーリーと言うと難しく感じますが、記事の流れを自然にするだけです。
「記事の流れを自然にする」理由は、読者に最後まで記事を読んでもらうためです。
読者は、自分の求めている答えがすぐに見つからなかったり、思っていた内容と違うと感じたりしたら、すぐに別の記事へ移ってしまいます。
あなたもネットで検索した記事で、「なんかこの記事読みにくいな…」と感じた経験がありませんか?
これはまさに、自分の想像と違う内容からくる違和感によるものです。
SEO記事では、小説のような大どんでん返しは求められていません。
もちろん興味を惹くための驚きや意外な事実は大切ですが、それも自然な流れで展開されてこそです。
読者が違和感なく、スムーズに読めるようストーリーを考えましょう。
一例として、再び「ライティング 始め方」のKWを例に考えてみます。
「ライティング 始め方」で検索してくる人の悩みは、「どのようにライティングを始めれば良いのか」です。
それなのに、いきなり「おすすめのクラウドソーシングサイト」から見出しが始まったらいかがでしょうか?
違和感がありますよね。
仮に、おすすめのクラウドソーシングサイトを伝えるとしても、以下のような流れで話すのが適切でしょう。
- 最初に「ライティングの始め方」を伝える
- その中で「仕事を受けるにはクラウドソーシングサイトが良い」と話す
- 「ライターにおすすめのクラウドソーシングサイト」を紹介する
この流れであれば、自然に読めるのではないでしょうか。
こうしたストーリーを考えるには、自分がいち読者のつもりで考えてみると想像しやすいです。
- 「ライティング 始め方」で検索してるんだから、まずはライティングの始め方が知りたいはず
- 始め方がわかったら、実際にどうやって仕事を受ければ良いのか気になりそう
- 仕事を受けられるとして、どれくらい稼げるものなんだろう?
このようにペルソナの立場になって、各見出しを読んだときにどんな疑問が次に浮かぶのかを想像してみてください。
ストーリーが浮かべば、もう構成への落とし込みはできたも同然です。
構成に落とし込んでいく
ここまできたら、後は実際に構成に落とし込みましょう。
整理・選択した情報を、ストーリーを意識して見出しにしていきます。
構成で使う見出しは、主に以下の3種類です。
<h3></h3> → 中見出し
<h4></h4> → 小見出し
各見出しの目的・活用方法は、次のようになっています。
- h2の大見出しで大きなカテゴリをわける
- h3の中見出しでカテゴリの詳細を語る
- h4の小見出しで補足説明をする
各見出しの活用イメージは、こんなところです。
とはいえ、これだけでは想像しづらいですよね。以下に一例を書いてみます。
<h3>ステップ1.本を読む</h3>
<h4>おすすめの本①◯◯</h4>
<h4>おすすめの本②△△</h4>
<h3>ステップ2.クラウドソーシングサイトに登録する</h3>
<h3>ステップ3.案件に応募する</h3>
※以下、同様に構成を作っていく
上記のように見出しを作っていきましょう。
ただし、構成を作る上で注意したい点が3つあります。
- 見出し番号が必要か確認する
- 必ずh3を入れる必要はない
- h4は基本的に使わない
(1)見出し番号が必要か確認する
見出し番号とは、h2見出しの頭にある「1.」やh3見出しの頭にある「ステップ1.」のこと。
見出し番号があると、読者が全体の流れを把握しやすくなるので、多くの記事で記載を求められます。
ですので、仕事を受けて構成を書く際には、見出し番号が必要かをクライアント様に確認しましょう。
見出し番号は忘れがちなので、きちんと記載しているだけでもクライアント様から好印象を持ってもらえます。
(2)必ずh3を入れる必要はない
h2(大見出し)・h3(小見出し)とあると、つい見出しを分けなければいけないような気になりませんか?
しかし、必ずしも見出しを細かく分ける必要はありません。
たとえば、h2が「ライティングの始め方3ステップ」や「メリットを3つ紹介」といった内容であれば、h3に分けて各要素ごとに説明したほうが良いでしょう。
「読みやすさ」と「わかりやすさ」が向上するからです。
一方で、「そもそもライティングとは何か?」など、見出しを分けるまでもない内容もあります。
そうした場合に、細かくh3に見出しを分けてしまうと、かえって読みづらくなるでしょう。
目次を想像してみてください。
・見出しが20個の目次
どちらが読みやすそうでしょうか?
おそらく多くの人は、前者のほうが読みやすく感じるでしょう。
目次に20個も見出しがあれば、読む前から「全部読み切るの大変そうだな…」と思いますよね。
なので、見出しは必ずしも細かく分ける必要はありません。
情報量を考慮して、h2だけで語れるなら十分です。
h3を入れる基準は、それによって読者に内容がより伝えやすくなるときだけ。
h3を入れること自体が目的ではないと、頭に留めておきましょう。
(3)h4は基本的に使わない
こちらも先ほどのお話と重なるところです。
h4まで見出しを分けてしまうと、1つのカテゴリ内の情報が過多となります。
そのため、基本的にh4を使わないようにしましょう。
もしh4に分ける必要があるなら、むしろ1つ上のh3をh2にするべきです。
以下に例を書いてみます。
<h3>ステップ1.本を読む</h3>
<h4>おすすめの本①◯◯</h4>
<h4>おすすめの本②△△</h4>
<h3>おすすめの本①◯◯</h3>
<h3>おすすめの本②△△</h3>
例のようにh4まで情報を分けるなら、h2を増やして大きなカテゴリで分散すしましょう。
1つのカテゴリが深くなるよりも、横に広がるほうが読みやすさにつながります。
なので、構成をh4まで分ける必要が出たなら、そのカテゴリ内の情報を見直してみてください。
そして、カテゴリ自体を分けられるところはないか、探してみましょう。
まとめ
ここまで「ライティングの始め方3ステップ」の構成編の第2部をお話してきました。
- 記事のストーリーを考える
- 構成に落とし込んでいく
ここまでで、構成の作成は中盤です。
構成編の第3部はこちらから!