どうも、Yotaです!
今回は、僕が「事業家集団・環境にはまりかけた話」の第7弾です!
↓↓前回の話は以下よりどうぞ!↓↓
↓↓第1話はこちらからどうぞ!↓↓
前回のお話では、僕が「環境」を通して出会った個性豊かな人たちを紹介しました。
Nさんを始めとしたパーティメンバーとともに、本弟子になるべくセミナーに参加していくYota青年。
今回はセミナー参加の模様を追いながら、「環境」のセミナーではどのようなことを話しているのかを紹介します。
それでは、以下より本編を見ていきましょう!
本弟子になるべくセミナーに参加!
Nさんパーティとともに、僕は本弟子になるべくセミナーにがっつり参加していきます。
土日はほぼセミナーやぼったくりのようなイベントのお手伝いで埋まっていました。
時には平日の夜に行くこともありましたね。
さて、毎週のように参加しているセミナーですが、実は同じような内容を繰り返し聞くスタイルです。
どのような内容が話されているのか、セミナーの種類ごとに簡単に紹介しますね。
1DAYセミナーは基本的に同じ内容
土日のいずれかでおこなわれる1DAYセミナーは、基本的に毎回同じ内容です。
その中で印象的だった内容を紹介します。
午前と午後の部で内容が分かれており、午後の部はそのときに活躍している人(たくさん勧誘している人)のスピーチが主なので、割愛します。
一方、午前の部ではなかなかに面白いワークショップを実施していました。
相手の話を引き出す「C訓練」
午前の部で必ずと言っていいほど実施したいのが「C訓練」です。
C=コミュニケーションのことで、その名の通りコミュニケーション力を上げるワークショップを実施していました。
訓練内容はシンプルで、以下に簡単にまとめました。
※興味のある方は、ぜひご友人と試してみてください。
- 席の前または後ろの人とペアになる(セミナー時の通りに書いているので、要は2人1組になればOK)
- 前の人をA、後ろの人をBとして、まずはAがBに1つのテーマについて2分間話す(なぜ「環境」に参加したのかなど、テーマは指定されます)
- Bは、Aの話を完全に無視してください(どれだけ熱心に話していても完全に無視。スマホをいじってもOK。とにかくノーリアクション)
- 2分経ったら、役割を交代して同じことを実施(Bが話す、Aはノーリアクション)
- 2分経ったらまた役割を戻すが、今度はとにかく相手の話にリアクションする(Aが話し、Bは相づちや質問してOK)
- 2分経ったら、役割を交代して同じことをする(Bが話し、Aがリアクションする)
なぜこれがコミュニケーションの特訓になるのでしょうか。
それは、リアクションが相手の話を引き出すことに気づけるからです。
実際やってみると分かるのですが、相手が全くのノーリアクションですと途中で言葉が詰まります。
反対に相手のリアクションがあると、驚くほどに話しやすくなります。
リアクションによって相手の話しやすさ、ひいては話を引き出せることをこの訓練で体験できるわけです。
そこから、「リアクションを大きく取れるようにしましょう」との話が展開されます。
「環境」のセミナーで「周りのリアクションが大き過ぎて気持ち悪い」といった声を聞きます。
これは「C訓練」を通して、文字通りリアクションを大きく取ることを訓練されているからなんですね。
とはいえ、誰にでも100%のリアクションで対応しろというわけではありません。
100%のリアクションを取れるからこそ、10%や60%のリアクションにも対応できる。
※逆に自分が10%のリアクションしかできなかったら、100%の人と噛み合わない・対応できない。
要するに、いろいろなテンションの人に合わせられるよう、リアクションやコミュニケーションの幅を広げておこうといった話です。
以上が「C訓練」の主な内容でした。
人は元々何かに洗脳されている生き物
1DAYだけではないのですが、よく聞かされる内容をもう1つ紹介します。
それは「人は元々何かに洗脳されている生き物」とのお話です。
この内容は、セミナーで同じ内容を聞かされることの理由付けのためと考えられます。
「環境」は、宗教やネットワークビジネスに限らず、人は誰しも何かに洗脳されている生き物だと話します。
その何かとは、親かもしれませんし配偶者かもしれません。
人によっては、学校や会社といった環境の場合もあるでしょう。
つまり、宗教など分かりやすい対象でなくとも、人は身近な存在や環境の「価値観・考え」に洗脳されていると「環境」は説きます。
だからこそ、自分を新たな価値観に洗脳し直すために、同じ内容を何度も聞く必要があると。
価値観を変える=洗脳し直すことは簡単ではない
これまでの生活を変えて、自分の目標を達成したいのであれば、今までの価値観では叶えられません。
なぜなら、今までの価値観が現在の自分の状況を作っているからです。
とはいえ、生まれてから現在までに形成されてきた価値観は、そう簡単に変わるものではないでしょう。
25歳の人であれば25年、30歳の人であれば30年間もの人生を経て、その価値観に強く縛られています。
「環境」の言葉で言うならば、洗脳されているわけです。
既存の価値観からの洗脳を解くことは、簡単ではありません。
解くことに加えて、人生の大きな目標をも達成したいなら、達成するための価値観を取り入れる必要があります。
そのためには、繰り返し新たな価値観や考えを聞き、自分が置かれている環境も変える必要があります。
つまりは、新たな価値観で自分を洗脳し直すわけです。
このような論理に基づいて、「環境」は同じ話を繰り返し、かつセミナーへの積極的な参加を求めてきますj。
半日セミナーでも同じ内容を聞かされる
同じ話が繰り返されるのは、1DAYセミナーだけではありません。
半日セミナーでも、基本的には同じ内容ばかりが話されます。
以下では、半日セミナーでよく語られる内容を紹介します。
幸せの4つのバロメーター
「環境」では、よく幸せの4つのバロメーターについて語られます。
- お金
- 時間
- 仲間(人間関係)
- 健康
幸せになるには、4つの項目のどれが欠けてもいけない。
全て伸ばしていくことが大切と教えられます。
たとえば、幸せの土台となるお金が欠けていると、いわゆる貧困状態で幸せとは言えません。
時間が不足していれば、家族や友人と過ごす時間もなく、ましてやお金を使う時間さえもないでしょう。
仲間がいなければ孤独に苛まれますし、健康がなければお金や時間を生み出すことも難しくなります。
このように、幸せになるには4項目のどれが欠けてもだめで、4つとも伸ばしていくことが大切です。
ただし、4項目の中で最優先すべきは「健康」です。
健康がなければ、お金を稼ぐことも、時間を使うことも、人間関係を構築することもできないからです。
不健康な体では満足に活動できず、何も生み出せません。
つまり、「健康」は全ての幸せの土台となるわけです。
そして、「環境」はこの説明を背景に、「環境」の師匠陣が販売しているであろう健康商品(サプリ)などを買わせます。
ただし、健康商品の案内がくるのは、「環境」に所属してから3ヶ月経過した後です。
建前上は「本当に良い商品だから、信頼できる人にだけ案内している。その見極め期間が3ヶ月」とされています。
しかし、本音では「3ヶ月所属していれば、十分に洗脳が済んで疑わずに買ってくれるから」との理由だと思います。
何回も聞かされる「自分が源」
「環境」に所属すると、ぜっっっっっっっっっったいに聞く言葉があります。
それが「自分が源」です。
簡単に言うと、「何事も自分ごとで考えようね」という意味です。
問題を他責にせず、自責で捉えようとする考え方。
この「自分が源」は、「環境」に所属すると本当に必ず絶対確実に聞くでしょう。
本当によく聞く言葉です。
もしあなたの周りで、「自分が源」という言葉を使っている人がいたら、非常に高い確率で「環境」メンバーと思われます。
「環境」発見器として、ぜひご活用ください!
セミナーは生もの:その人の状態によって受け取り方が変わる
1DAYに限らず、半日セミナーでも同じような内容が毎回話されます。
その根拠として、次のようなことも言われがちです。
いわく「セミナーは生ものである」と。
セミナーには鮮度があり、講師によって同じ話でも伝わり方が異なります。
そのため、同じ話であっても講師が変わるだけで、受け取り方も変わるわけです。
また、受け取り方の違いは、講師の影響だけではありません。
聞く側の状態によっても、話の受け取り方が異なります。
たとえば、同じ話でも1回目では印象に残らなかった内容が、2回目では気になるといった具合で。
このような受け取り方の変化は、行動している人ほど顕著に感じるそうです。
多くのセミナーに参加していたり、勧誘活動を懸命におこなっていたりする人には、同じ内容でも響き方がそれまでと異なると。
逆に、セミナーに参加しても内容に変化を感じない人は、それは行動が足りていない証拠に他なりません。
もし変化を感じていないなら、行動量を増やしましょうと言われます。
1DAYで書いた「洗脳」の話とあわせて、こうした理由をもとに「環境」では同じ内容を繰り返し聞かされるわけです。
日帰り合宿っぽいのも行きました
半日セミナーや1DAYの他に、イベント的なセミナーもあります。
その1つに、日帰り合宿のようなセミナー兼ワークショップがありました。
朝の8時くらいに東京駅に集まって、いくつかの班ごとにバスに乗って移動。
正確な場所は覚えていないのですが、千葉のどこかだったと思います。
バス移動中にレクリエーションをおこないつつ、到着後は浜辺でゴミ拾いをした記憶があります。
その後は学校の体育館を借りて、エクササイズを実施しました。
皆で汗を流して、コミュニケーションを取ろう的な感じだと思います(適当。
運動が終わった後は、師匠ポジションの人たちの対談を聞きました。
※師匠の中でも、おそらく上位の人だと思われます。雰囲気的に。
全てのプログラムが終わった後は、またバスに乗って東京駅に戻って解散です。
特別思い出もないので大したことは書けないのですが、定常的なセミナーの他にもいろいろなイベントもありますといったお話でした。
「まとめ」と「次回予告」
ここまで、「事業家集団・環境にはまりかけた話」の第7弾をお話してきました。
今回はより具体的に「環境」のセミナーについて、その内容にフォーカスしました。
さまざまな観点や論理を用いて、洗脳を進めていきます。
その過程で健康の重要性を説くことで、後々の健康商品の購入へと進めていくわけです。
次は本弟子昇格のお話をしつつ、ついに環境を抜けるきっかけのエピソードに触れていきます。
次回、「本弟子昇格、脱退への始まり編」です! 乞うご期待!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます!
↓↓次回のお話は下記よりどうぞ!↓↓