どうも、Yotaです!
今回は、僕が「事業家集団・環境にはまりかけた話」の第10弾です!
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前回は、ようやく「環境」の実態に気づく模様をお話しました。
カルデラソニックへのアクセスを検索したところ、Googleの予測変換から真実に至ったYota青年。
「環境」を脱退することを決心しつつ、Nさんに毎月の自己投資に関する質問を投げました。
果たして、Nさんからは何と返信がくるのか。そして、無事に「環境」を脱退できるのか。
「僕が事業家集団・環境にはまりかけた話」、ついに最終回です!
それでは、以下より本編を見ていきましょう!
Nさんからの返信「師匠に聞いてみよう!」
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カルデラソニックで真実に気づいた僕は、帰宅後にNさんにあるLINEを送りました。
「毎月の自己投資って何に使うんですかね?」と。
もし「健康商品に使う」と返信がきたら、すぐに「環境」を辞めることを伝えようと思いました。
どれくらいで返信がきたかは正確には覚えていませんが、Nさんからは割とすぐにメッセージが返ってきたかと思います。
その内容は「明日のセミナーで、師匠に聞いてみよう!」でした。
まあ、正直に言って予想していましたね。
その返信を受けて僕は、
「よし、分かった。師匠に聞こうじゃないか!」と謎の気合を入れていました。
やる気のないまま1DAYセミナーに参加
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翌朝、セミナー会場である飯田橋に向かいます。
しかし、まるでやる気はありません(そりゃそうだ。
どうでもいいことですが、僕は気合いを入れるときはコンタクトレンズにしています。
「環境」関連のイベントのときは、毎回コンタクトレンズでした。
ですが、この日はメガネで行きました。全くやる気がなかったので。
会場前に到着して、Nさんと合流。
すると、Nさんから「コンタクトのときとメガネのときで何か使い分けてるの?」と質問が。
どうでも良くなっていた僕は、ばか正直に「気合い入っているときはコンタクトレンズですね」とメガネをかけた状態で答えました(おい。
そんなやり取りをしつつ、会場に入ります。
異様な空間であることに気づく
会場に入り、Nさんとは分かれて席に着きました。
開始時間になると、いつも通りセミナーが始まります。
しかし、セミナーが始まって、すぐに違和感を覚えます。
その違和感は、周囲の大げさなリアクションに対するものでした。
これまでは全く感じていなかったのに、目が覚めた状態では異様な空間に映ったわけです。
言葉を選ばずに言えば、
「気持ちわる…」
と思いました。言葉が悪くてすみません。しかし、当時は本当にそう感じてしまったので、仕方ありません。
セミナー自体も何度も聞いているので、非常に退屈でした。
今までは自分なりに、新たな意味を見出そうとしていました。
ですが、「環境」の実態に気づいた今となっては、それも難しかったです。
退屈を持て余した僕は、友達とLINEするなどずっとスマホをいじっていました。
慣れすぎて淀みなく話せるようになった「C訓練」
ちなみに、この日もC訓練がありました。
席が前後の人とペアになって、相手の話を無視するコミュニケーション訓練です。
※詳しくは第7話をご覧ください。
最初の頃は、相手に無視されていると途中で言葉が詰まっていました。
しかし、何回もセミナーで取り組んだおかげか、全く詰まることなる話せるようになりました。
だからといって、特別な意味はありません。
「無駄に慣れてしまったなぁ」と感じていた気がします。
休憩時間に師匠に質問「何に自己投資するの?」
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さて、肝心の「何に自己投資するの問題」です。
NさんからLINEで返信があった通り、当日の朝にも師匠に自己投資について聞きに行こうと言われました。
狙ったのは、午前と午後の間のお昼休憩です。
どのセミナーでも、お昼など長めの休憩時間では、師匠陣に話しかけに行く人で列ができます。
僕の師匠であるKさんの前にも長い列が。
Nさんと一緒に並んで、順番を待ちます。
そして、自分の番がきたとき、Kさんに質問しました。
「自己投資の15万円って何に使うのでしょうか?」
それに対するKさんの回答は、ざっくり次のような内容だったと思います。
「幸せの4つのバロメーターの中でも、健康がもっとも大切。だから、自己投資は健康に投資していく。具体的な投資対象は、3ヶ月経ったら教えるよ」
※「環境」に所属して3ヶ月経過したらとの意味です。
「健康商品を買う」とは明言されませんでしたが、予想通りの回答ではありましたね。
その場では「わかりました」と返して、午後のセミナーに参加しました。
帰り際にさりげなくNさんに聞く
午後のセミナーも終わって、帰る時間に。
Nさんと会場を後にしながら、今日の感想を話しました。
その中で、どさくさに紛れて自己投資について質問します。
「Kさんが仰ってた健康に投資って、健康商品を買う感じなんですかね?」と。
何気なく聞いてみました。
すると、Nさんからは「そんな感じ!」との回答をいただきました。
「やっぱりね」と心の中で思いつつ、帰宅したら辞める連絡を伝えようとあらためて決心しました。
夜にNさんから電話
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セミナーが終わって帰りの電車の中、NさんからLINEがきました。
「今日の夜って電話できる?」
どうやら僕の異変を察知して、電話でフォローするつもりのようでした。
まあ、あからさまに様子はおかしかったと思います。
少し悩みましたが、僕はOKの返事を出します。
時間は明確には決めず、Nさんのタイミングで電話をもらうことに。
ただ、実はこの日の夜、僕はもっとも親しい友人と会う約束をしていました。
一連のできごとにより、僕はこの状況を自分1人で抱えきれなくなっていました。
とりあえず誰かに話したいと思い、セミナー中に友人に会えないかとお願いしていたわけです。
そして、夜に友人と会うため、移動している最中にNさんから電話がきました。
言葉を選びつつ疑問をぶつける
Nさんからはまず電話した理由を言われました。
分かりやすく顔に出ていたので、何かモヤモヤしていることがあるのか気になったそうです。
そこで僕は、言葉を選びながらある疑問をぶつけてみました。
「自己投資で健康に投資することは分かりました」
「ただ、自分が誰かを勧誘するときに、健康に毎月15万円投資するってとても納得できる説明じゃないなと」
「自分が勧誘される立場で、どこの何の商品かは分からないけど、とりあえず健康に投資すると言われても意味不明かなと」
「その点が非常にモヤモヤします」と、おおよそこのような内容をNさんに言いました。
どこの何の商品かも分からず買う人はいないでしょ
しかし、Nさんから出た回答は納得のいくものではありませんでした。
若干うろ覚えですが、以下の内容だったと思います。
「そのモヤモヤは分かる。ただ、事業家になればもっと大きな金額を投資するようになる」
「この自己投資はその練習も兼ねてるから」
うん? 答えになってなくない?と思いました。
100歩譲って、将来の大きな投資への練習だとしましょう。
そうだとしても、どこの企業のどんな物かも分からない商品に投資する馬鹿はいませんよね。
Nさんからの答えを聞いたときに、完全に心が冷めたのを覚えています。
そこからは「もう電車に乗るので」と適当に言って、電話を切りました。
友人にこれまでの経緯を話す
Nさんの電話を切った後は、友人と合流。
晩ごはんを食べがてら話そうと、サイゼリヤに行きます。
最初に、僕から友人に「最近の俺、変じゃなかった?」と聞きました。
友人からは「おかしかった」と言われ、具体的な例をあげてくれました。
- 急に派遣社員になろうとしだした
- 急にあらゆる遊びの誘いを断りだした(主に土日)
- セミナーに行ってるっぽい様子だった(少し話していた記憶があります)
いやー、今あらためて書いてても、めちゃめちゃ様子おかしいなと思いますね!
僕自身、振り返っても思うわけですから、周りから見れば様子のおかしさは一目瞭然だったのでしょう。
友人からの回答の後、朝活セミナーから現在に至るまでを全て話しました。
おかげで、気持ちは非常に落ち着きました。
NさんにLINEで「環境」脱退を伝える
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友人に洗いざらし話し、僕は帰宅しました。
そして、Nさんに「環境」脱退を伝えるべく、LINEにて文章作成に取り掛かりました。
もう履歴も残っていないので記憶頼りですが、ざっくりまとめると「「環境」を信じられなくなったので辞めます」といった内容だったと思います。
文章は作成したものの、すぐには送れませんでした。
いつ送るかうだうだ悩みつつ、日付が変わった0時過ぎに送信。
返信は待たずに、その日は寝ました。
驚くほどあっさりと脱退できた
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翌朝、起きるとNさんからの返信が入っていました。
内容は「わかったー!!!」だけでした。
どうやら脱退できたようです。
驚くほどあっさりで、拍子抜けしました。
それもそのはず。「環境」の基本スタイルは「来る者拒まず、去る者追わず」です。
もちろん「環境」の中でも所属している組織やメンバーによって、多少の違いはあるかもしれません。
いずれにせよ、こうして僕は「環境」から脱退できたのでした。
まとめ
ここまで、「僕が事業家集団・環境にはまりかけた話」について書いてきました。
全10話ものシリーズになってしまいました。
全部読んでくださった方、そうでない方も、ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
当時はなかなかダメージもありましたが、今となっては本当に良い経験だったなと思っています。
「環境」に入ってから辞めるまでの話は、これにて終わりです。
ただ、このシリーズはひと区切りとしつつも、後日談や「環境」の用語集、その他「環境」の出没スポットなどを別に書いていこうと思っています。
というわけで、ここまで、「僕が事業家集団・環境にはまりかけた話」完結です!
お付き合いいただき、本当にありがとうございます!