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どうも、Yotaです!
今回はタイトルにある通り、「バビロン 大富豪の教え」の書評・レビューです。
「バビロン 大富豪の教え」は小説と漫画の2種類あります。
お金の名著として名高いの本書。
名前を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
お金が大好きな僕は、何度も読み返す本です。
本記事は「バビロン 大富豪の教え」の原作小説をもとに、概要から僕の感想までを紹介していきます。
「読んだことはないけど興味がある」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
「バビロン 大富豪の教え」はこんな方におすすめ
- お金持ちになりたい!
- 貯金したいと思ってるのに、お金が貯まらない…
- お金の基礎について学びたい
「バビロン 大富豪の教え」の3ポイント要約
- 自分の富(お金)を豊かにするためには、稼いだお金を貯め、投資して増やし、危険な儲け話から守らなければいけない
- お金を増やすために何より大切なことは、正しいお金の知識とお金を増やすための行動力である
- 行動力とは勤労であり、そこに正しいお金の知識が加われば、お金を増やす好機を逃さない
「バビロン 大富豪の教え」の掘り下げ概要
ジョージ・S・クレイソン著「バビロン 大富豪の教え」は、1926年に刊行されました。
そう、約100年も読み継がれており、お金の名著と呼ばれる本です。
本書で書かれていることは、決して目新しいことではないかもしれません。
言い換えれば、お金の基礎を学ぶことができる本です。
また、すでにお金について知識がある人にとっても、「お金を増やすために何をすべきか」と原点に立ち返らせてくれる本です。
古代都市バビロンを舞台に語られるお金の寓話(教訓的な話)
「バビロン 大富豪の教え」は、古代都市バビロンを舞台にした小説です。
さまざまな登場人物が、お金に関する寓話(教訓的な話)を語ります。
本を読み進めると、同時にお金に関する知識が身に付くわけです。
章ごとに色々な語り手が出てくるため、一本のストーリーではなく複数の話が展開されています。
主に語られている印象的な言葉をピックアップしました。
- 黄金に愛される七つ道具
- 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
- よくなされた労働は、なした者に利益をもたらすということを忘れるな
お金の基礎知識はもちろん、働くことや懸命に生きることの大切さも学べる本です。
本書の肝である「黄金に愛される七つ道具」
本書では、お金を増やすための知恵として「黄金に愛される七つ道具」が紹介されています。
それが以下の7つのポイントです。
- 収入の十分の一を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金に働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- 住まいをわがものとせよ
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
物語の登場人物が、7つのポイントについて真意や理由を語っていきます。
収入の一部を貯め続ければ、いずれ膨大な資産となります。
そのためには、自分が欲しいものやお金を使いたいことに優先順位をつけ、必ず一定額を貯金しなければいけません。
とはいえ、ただ貯めているだけでは、資産の増加は遅々としたものでしょう。
貯えたお金を投資し、お金に働かせることで資産の増加を加速できます。
ただし、いくらお金を増やそうとも、守る術を持たなければ失ってしまいます。
だからこそ、正しいお金の知識を持ち、お金を守れる者にこそ富は栄えるのだと。
このように、「黄金の七つ道具」をはじめとしたお金の基礎知識がさまざまに語られています。
「バビロン 大富豪の教え」の書評|事実・解釈・行動で見た感想
ここからは、僕の書評になります。
本書を読んで印象的だった文言をもとに、感想を書いていきます。
以下の3つに分けて、思考していきます。
- 【事実】本書に書かれている事実(文言)
- 【解釈】事実から考えたYotaの解釈(感想)
- 【行動】事実と行動から導く、今日からできる行動3つ
1つずつお話していきます。
【事実】本書に書かれている事実(文言)
本書に書かれている文言で、印象的なところを3つ抽出しました。
- 欲望に優先順位をつけよ
- 意志の力とは、みずからに課した責務を成し遂げるという不動の決意にほかならない。
- 優柔不断な人は、好機が来てもつかみません。待ちます。今はやることたくさんあるから、と言います。
【解釈】事実から考えたYotaの解釈(感想)
「欲望に優先順位をつけよ」は、黄金に愛される七つ道具の1つです。
一般的には、「収入の十分の一を貯金せよ」が取り上げられるイメージがあります。
僕には「欲望に優先順位をつけよ」が刺さりました。
なぜなら、資産を作るだけでなく、生きていく上でも大切な考えだと思ったからです。
欲望に優先順位をつけるとは、言い換えるなら「自分にとって本当に大切なことは何か」を見極めることでもあります。
そう、前回の書評で書いた「エッセンシャル思考」にも通ずる内容です。
しかし、いくら優先順位をつけても、優先度を守り抜く意志がなければ続きません。
本書では、意志の力を「みずからに課した責務を成し遂げるという不動の決意」と定義しています。
自分が決めたことをやり抜く力と。
お金に限らず、仕事や日々の生活においても活きる言葉ではないでしょうか。
そして、意志の力を活用するためには、行動力が求められます。
みずからに課した責務を成し遂げるためには、行動しなければいけないからです。
人間は言い訳の天才だと、僕は思っています。
やるべきことが分かっていても、行動しなければ好機(チャンス)を逃します。
「今はやることたくさんあるから」と言って。
【行動】事実と解釈から導く、今日からできる行動3つ
- 「自分が本当にお金を使いたいことは何か」を決める(本と映画)
- 「自分がやると決めたこと」をやり続ける(ブログの執筆)
- 判断に迷ったら行動する
漫画版も読みやすくておすすめ
「バビロン 大富豪の教え」は、漫画版も出ています。
小説版と違って、バンシルという少年を主人公に一本のストーリーで話が描かれています。
小説版と学べる内容は同じです。
漫画で書かれているので、とても読みやすいと思います。
僕は漫画版も読みました。
活字が苦手な方は、漫画版を読んでみてください。
まとめ
ここまで、「バビロン 大富豪の教え」を紹介してきました。
これからお金について学びたい人、すでにお金の勉強を知っている人の双方に読んでいただきたい本です。
お金の基礎知識を学べますし、お金の向き合い方をあらためて考えさせてくれます。
より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ本書をお手に取ってみてください。
それではここまでお付き合いいただき、ありがとうございます!