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どうも、Yotaです!
今回は久しぶりの読書感想を書きます。
「Yotaの図書館:第5冊目」です。恐らくこのシリーズを知らない人がほとんどでしょう。
紹介するのは、グレッグ・マキューン著「エッセンシャル思考」です!
僕が非常に好きな本の1つでして、本書の要約と僕の感想を書いていきます。
ご存知の方も、そうでない方もぜひご覧ください!
「エッセンシャル思考」はこんな方におすすめ
- 仕事に追われて、いつも時間が足りない
- 目標はあるのに、目標のための行動が何もできていない
- そもそも自分にとって何が重要なことか、見極められていない
前回の読書感想はこちらです!
「エッセンシャル思考」の3ポイント要約
- 現代人が忙しすぎるのは、能力不足のせいではない。本当に重要なことを見極められていないだけ。
- 本当に重要なことに集中するためには、「見極める」「捨てる」「仕組み化する」ことが絶対に必要。
- 最重要事項とそれ以外を振り分ける基準を作ったら、重要でないことにNOと言い、最重要事項に集中するための習慣を作ろう。
「エッセンシャル思考」の掘り下げ概要
グレッグ・マキューン著「エッセンシャル思考」を一言で表すには、帯に書かれた言葉がもっとも適しています。
「99%の無駄を捨て、1%に集中する方法」
この言葉に、本書の全てが詰まっていると言っても過言ではありません。
本の中で何度も出てくる「より少なく、しかしより良く」のフレーズに象徴されるように、自分にとってもっとも重要なことに集中する方法を説いた本です。
あなたが忙しいのは能力不足ではない。重要なことを見極められていないだけ
「毎日忙しくて時間が足りない…」
「いつまでも仕事が終わらないのは、自分の能力が足りないせい?」
このように、悩まれている人もいるでしょう。
しかし、毎日忙しくて時間が足りないのは、あなたの能力が不足しているからではありません。
単に「何がもっとも重要なことかを見極められていないだけ」と本書は述べます。
最重要なことが何か分からず、あれもこれも全部やろうとして、全部上手くいかない。
多くの物事に等しく力を分散してしまい、重要なことを推し進める力が不足してしまっている状態です。
それならば、自分にとって何が最重要なことかを見極めれば良いだけです。
最重要なことに取り組むには「見極めて、捨てて、仕組み化する」ことが必須
自分にとって最重要事項に取り組むためには、まずは何がもっとも重要であるかを見極める必要があります。
しかし、見極めただけではまだ足りません。
最重要事項を見極めたらそれ以外を捨て、さらには最重要事項に集中するための仕組み化が必要です。
この考えは仕事でもプライベートでも活用できます。
たとえば、仕事なら自分が抱える業務の中で1つだけに絞り、それ以外は全て止めます。
残った最重要業務において、圧倒的な成果を出しましょう。
プライベートで考えると、家族との時間を最重要事項と定めたら、何よりも家族との時間を優先してください。
旧友からの再会であっても、突発的かつ魅力的な仕事の誘いであっても、家族との時間を最優先にします。
そうは言っても、人はすぐには買われません。
だからこそ、いつでも最重要事項を優先できるように、仕組み化するわけです。
基準を設け、振り分け、NOと言い、習慣化する
仕組み化するためには、まず基準を設けましょう。何が重要で、何が重要でないか。
基準を設けることで、自分にとって最重要事項がわかります。
そして、最重要事項でないことは全て断りましょう。
とはいえ、断りたくとも「NO」と言えない人は多いですよね。
本書では上手に「NO」を言うための方法がいくつも紹介されています。
沈黙、代替案、持ち帰る、肯定を使って否定するなど。
常に最重要事項は何かを考え、それ以外は断る癖をつけましょう。
集中できる環境が整ったら、習慣化の武器を使いましょう。
小さく始める、徹底的に準備をする、1つのことに集中するなど、習慣化すべきことは本書で紹介されています。
最重要事項に集中し、成果を出すために必要なのは努力や根性ではありません。
最重要事項に自動で集中できる習慣です。
習慣化=仕組み化してしまえば、自分にとって一番重要なことにいつでも取り組むことができるでしょう。
「エッセンシャル思考」の書評|事実・解釈・行動で見た感想
ここからは、僕の書評となります。
本書を読んで印象的だった文言をもとに、感想を書いていきます。
以下の3つに分けて、思考してみました。
- 【事実】本書に書かれている事実(文言)
- 【解釈】事実から考えたYotaの解釈(感想)
- 【行動】事実と行動から導く、今日からできる行動3つ
順番に見ていきましょう。
【事実】本書に書かれている事実(文言)
本書に書かれている文言で、印象的なところを3つ抽出しました。
- 絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである
- 好印象ではなく、敬意を手に入れる
- 一線を引くことで自分の時間を守り、他人からの余計な干渉を防ぐのだ
【解釈】事実から考えたYotaの解釈(感想)
「絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである」は、僕に絶対的な基準の有用性を教えてくれました。
絶対にイエスと言えないとは、つまり「良いかも」や「いつか使うかもな」といった曖昧さが存在しないことを意味します。
この言葉のおかげで、僕はあらゆる物事(物、仕事、人間関係)を整理できました。
そして、自分にとって最重要事項であるブログに注力できています。
確かに、人の誘いや仕事の依頼は応えたくなります。
しかし、必要なのは「好印象ではなく、敬意を手に入れる」ことです。
誘いを断ることで、瞬間的な好印象は得られないかもしれません。
ですが、断ることは自分がプロフェッショナルであることを示し、敬意を得ることにつながります。
そのためには自分の限界、すなわち境界線を把握している必要があります。
自分がどこまでできるのか、何をするべきか。
それさえ知っていれば、断るべきことを断り、やるべきことをやれます。
【行動】事実と解釈から導く、今日からできる行動3つ
- 仕事、プライベートで抱えている物事を全て書き出す(契約を取る、副業のブログ、家族との時間、自炊、英会話など)
- その中で、自分がもっとも優先したい事項を1つだけ選ぶ(仕事とプライベートでそれぞれ最重要事項を決めても良い)
- 最優先事項以外の物事を止める、または縮小させる(「契約を取る」以外の業務を止める、テレビ視聴を減らしてブログを書く、飲み会を断って家族と過ごす)
まとめ
ここまで、「エッセンシャル思考」を紹介してきました。
日々忙しく生きる全ての現代人に捧げたい本です。
大げさではなく、僕の人生に多大な影響を与えてくれました。
より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます!
前回の読書感想はこちらから!