「閲覧できません(Forbidden Access)」|ConoHa WING(コノハウィング)のWAFがブロックしているときの対応

ConoHa Wing

「閲覧できません(Forbidden Access)」|ConoHa WING(コノハウィング)のWAFがブロックしているときの対応

2023年2月4日

WordPressを操作していると、急に「閲覧できません(Forbidden Access)」と表示された経験はありませんか?

もしあなたがConoHa WING(コノハウィング)を利用しているなら、WAFのせいかもしれません。

この記事では、ConoHa WINGを利用している人向けに「閲覧できません(Forbidden Access)」のエラー表示が出たときの対応を紹介します。

ConoHa WINGの管理画面でどのように操作すればいいか、画像とともに詳しく解説

「閲覧できません(Forbidden Access)」のエラーでお悩みの人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

この記事はこんな人におすすめ

  • 「閲覧できません(Forbidden Access)」のエラーが発生した
  • レンタルサーバーはConoHa WINGを利用している
  • どうやってエラーを解消したらいいか分からない

WordPress画面をいじっていると「閲覧できません(Forbidden Access)」とエラー表示!

WordPressの管理画面を操作していると、「閲覧できません(Forbidden Access)」とエラー画面が発生することがあります。

僕自身も過去に、同様のエラー画面が発生しました。

そのときは、Googleアドセンスだったか何らかのコードをWordPressの管理画面にて入力していました。

コードを入力して「save(保存)」のボタンを押すと、突如として「閲覧できません(Forbidden Access)」の画面が。

「何だこれは!?」と戸惑いつつ、再度コードを入力して保存するも同じエラー画面が発生します。

調べてみると、どうやらConoHa WINGのWAFが誤って通信をブロックしていたようです。

「ConoHa WING」のWAFによる誤検知が原因!

突然「閲覧できません(Forbidden Access)」が発生した人の中には、ConoHa WINGを利用している人もいるでしょう。

レンタルサーバーのConoHa WINGには、WAFが標準で搭載されています。

実は、WAFの誤検知によって「閲覧できません(Forbidden Access)」のエラーが発生している可能性が高いです。

「WAF(ワフ)」とは、「Web Application Firewall「ウェブアプリケーションファイアウォール)」の略で、Webサイト上のセキュリティ装置の1つ。

ざっくり説明すると、Webサイト(ホームページやブログ、その他ネット上のシステム)をサイバー攻撃から守ってくれるものです。

WAFは例えるなら関所のような存在で、Webサイトに訪れる通信をチェックし、怪しいものがあればブロックします。

しかし、チェックの精度は完璧ではなく、ときにはブロックしてなくて良い通信まで止めてしまうときも。

このように、止めなくて良い通信を誤ってブロックすることを「誤検知」と言います。

そして、誤検知によって通信をブロックした結果、「閲覧できません(Forbidden Access)」のエラー画面が発生してしまうわけです。

「ConoHa WING」の管理画面で除外設定しよう

WAFによる誤検知が「閲覧できません(Forbidden Access)」の発生原因と分かりました。

それであれば、誤検知してしまった通信をブロックから外せば良いだけです。

ブロックした通信を誤検知の対象から外すことを「除外設定」と言います。

ここでは、ConoHa WINGの管理画面における除外設定の方法を画像とともに紹介します。

  • まずはConoHa WINGの管理画面にアクセス
  • 「サイト管理」からエラーが発生したサイトを確認
  • 「サイトセキュリティ」を選択して「WAF」をクリック
  • 自分がアクセスした時間と同じ日時の通信を「除外」する

順を追ってやり方を確認しましょう。

※画像は一部情報を隠しています。

まずはConoHa WINGの管理画面にアクセス

まずはコノハウィングの管理画面にアクセス

最初に、ConoHa WINGの管理画面にアクセスしましょう。

ConoHa WINGを利用すると、管理画面へアクセスできるようになります。

管理画面にて、自分が利用中のサーバーやサイトの設定を調整できるわけです。

おそらくほとんどの人がアクセスしたことはあると思いますので、ここでつまずく人はまずいないでしょう。

「サイト管理」からエラーが発生したサイトを確認

「サイト管理」からエラーが発生したサイトを確認

管理画面にアクセスしたら、次に「サイト管理」の画面を開きましょう。

左のサイドメニューにある「サイト管理」をクリックしてください。

そうすると、文字通りサイトの管理メニューが開かれます。

複数サイトを管理している人は、目的のサイトが開かれないかもしれません。

その場合は切り替えをクリックして、目的のサイトに変更してください。

「サイトセキュリティ」を選択して「WAF」をクリック

「サイトセキュリティ」を選択して「WAF」をクリック

「サイト管理」の画面内に、いくつかメニューがあります。

その中の「サイトセキュリティ」をクリックしてください。

クリックすると、右側にセキュリティ関連の画面が表示されます。

最初は「独自SSL」の画面が表示されていますが、それは目的の画面ではありません。

「独自SSL」の右横にある「WAF」を選択しましょう。

自分がアクセスした時間と同じ日時の通信を「除外」する

自分がアクセスした時間と同じ日時の通信を「除外」する

WAFを選択すると、画面下部にブロックされた通信一覧が表示されます。

一覧の中で、自分が操作していた時間と一致するものを探してください

自分の通信が見つかったら、左横にある「除外」をクリックしましょう。

除外をクリックすると、水色→灰色に変わります。

これでブロック解除は完了です。

WAFの除外設定を行うときの注意点2つ

WAFの除外設定の流れを解説しましたが、注意点があります。

以下2つの注意点に気を付けてください

  1. 除外設定したのにまたブロックされることも|少し待ってみよう
  2. 間違ってもWAFを無効化(OFF)しては絶対ダメ!!!

それぞれ解説します。

除外設定したのにまたブロックされることも|少し待ってみよう

ConoHa WINGの管理画面で除外設定をしたのに、再び通信がブロックされてしまうことがあります。

その場合は、もう一度除外設定をおこなった上で少し待ってみましょう

僕も経験があるのですが、除外設定の直後はちゃんと反映されていないのか、再びブロックされることがあるからです。

ですので、あらためて管理画面にてブロックされた通信を確認し、該当する通信を除外しましょう。

除外設定が完了したら、少し時間を置いてから確認してみてください。

それでも通信がブロックされる場合は、同じ工程を何度か繰り返せば反映されます

(僕自身、通信を除外しては再びブロックされ、再度除外してを繰り返した経験があります)

間違ってもWAFを無効化(OFF)しては絶対ダメ!!!

間違ってもWAFを無効化してはいけません!

ConoHa WINGの管理画面では、WAFの利用自体を「OFF」にすることもできます。

人によっては「何度もブロックされるなら、OFFにしたらいいのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対にWAFをOFFにしてはいけません!

絶対×100と言いたいくらい、WAFの利用をOFFにしてはダメです!

WAFは日々、Webサイトへの攻撃を防御しているからです。

悪意のある人間は、ネット上のWebサイトに対してさまざまな攻撃を仕掛けています。

仮にWAFをOFFにしてしまうと、攻撃からWebサイトを守る術がなくなります

その結果、Webサイトの中身を書き換えられたり、別の攻撃への踏み台に利用されたりと、まもとな運用ができなくなるでしょう。

ですので、通したい通信がブロックされた場合は、必ずWAFの設定画面から除外するようにしてください。

繰り返しになりますが、WAF自体の利用をOFFにしてはいけません。

ちなみにConoHa WINGは標準でWAFがついている

ちなみに、ConoHa WINGは最初からWAFがついています。

レンタルサーバーによっては、WAFが標準でついていないところもあります

WAFが標準搭載されていない場合、自分でWAFを契約するなどセキュリティ対策を施さなければいけません。

その点、ConoHa WINGは利用と同時にWAFも機能するため、 セキュリティ面も安心です。

ConoHa WINGを2年半以上利用してみた感想は下記から!

まとめ

ここまで、「閲覧できません(Forbidden Access)」のエラー表示が発生したときの対応方法を解説しました。

ConoHa WINGを利用しているのであれば、管理画面からWAFの通信履歴を確認してみてください。

自分がアクセスした時間帯の通信を除外すれば、正常に通信できるようになるでしょう。

除外してもエラーが発生する場合、再び通信を除外してしばらく待ってみてください。

なお、WAFの利用をOFFにしてはいけません

日々、多くの攻撃からサイトを守ってくれているので、あくまでも除外設定で対応しましょう。

無料独自SSL化に関する解説記事は下記から!

  • この記事を書いた人

Yota-ヨータ-

本業は、IT企業で営業っぽいことをやっています。2020年1月より副業ライターを開始。2020年6月より当ブログを開設し、現在はブログ執筆を中心として活動しています。副業や投資など個人の経験談をメインに、気まぐれに書いていきます。

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