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「ConoHa WINGの料金ってどれくらい?」
「どのプランを選べばいいか分からない……」
このようにお悩みではないでしょうか。
これからブログを始める人の中には、ConoHa WING(コノハウィング)のレンタルサーバーを検討中の人もいるでしょう。
しかし、ConoHa WINGの料金プランは複数あり、一体どれを選べばいいか迷うかもしれません。
本記事では、ConoHa WINGの各料金プランを詳しく解説します。
料金プランごとにおすすめな人の特徴に加え、他社レンタルサーバーとの比較も紹介。
これからブログを始める人やConoHa WINGを検討中の人は、ぜひ本記事をご一読ください。
この記事はこんな人におすすめ
- ConoHa WINGを利用しようか悩んでいる
- ConoHa WINGでおすすめの料金プランを知りたい
- ConoHa WINGと他社レンタルサーバーの違いを知りたい
【まずは結論】これからブログを始めるなら「WINGパック」のベーシックプラン一択!
結論から言うと、これからブログを始めたい人は「WINGパック」のベーシックプランを選びましょう。
レンタルサーバーと独自ドメインがセットになっているプランで、WordPressのインストールまでまとめて対応しています。
つまり、「WINGパック」を選べばすぐにでもブログを始められるわけです。
「WINGパック」には3つのプランが用意されていますが、ブログ初心者は一番下のベーシックプランで十分です。
ベーシックプランの12ヶ月契約であれば、月あたり941円と非常に低価格で利用できます。
僕自身、同プランを3年利用していますが、何の支障もなくブログ運営をおこなえています。
これからブログを始めるなら、個人的にもっともコストパフォーマンスが高い「WINGパック」のベーシックプラン一択です!
ConoHa WINGの各プランを比較紹介
ここからは、ConoHa WINGの各プランを紹介します。
まずは、以下の一覧表をご覧ください。
項目/プラン名 | WINGパック(ベーシック) | 通常プラン(ベーシック) |
料金 | 941円/月(12ヶ月) | 2.5円/時(1ヶ月最大1,452円) |
初期費用 | 無料 | 無料 |
SSD | 300GB | 300GB |
転送量目安 | 無制限 | 無制限 |
ドメイン | 無制限 | 無制限 |
データベース | 無制限 | 無制限 |
メモリ | 8GB | 8GB |
vCPU | 6コア | 6コア |
サポート | ・メール:平日10:00~18:00 ※平日10:00~18:00に順次案内 ※お問い合わせは24時間受付 ・電話:平日10:00~18:00 ・チャット:平日10:00~18:00 |
ConoHa WINGは、「WINGパック」と「通常プラン」の2つが基本の料金プランとなっています。
各プランはさらに、ベーシック・スタンダード・プレミアムの3つに分かれています。
「WINGパック」の詳細と特徴
「WINGパック」は、レンタルサーバーと独自ドメインがセットになったお得な料金プランです。
独自ドメインを無料で2つまで選ぶことができるため、本プランを利用すればすぐにでもブログを始められます。
料金詳細や特徴は、以下のプラン比較表をご覧ください。
項目名/プラン名 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
ひと月あたりの料金 (契約期間) |
・1,331円(3ヶ月) ・1,210円(6ヶ月) ・941円(12ヶ月) ・842円(24ヶ月) ・687円(36ヶ月) |
・2,783円(3ヶ月) ・2,602円(6ヶ月) ・2,360円(12ヶ月) ・2,239円(24ヶ月) ・2,118円(36ヶ月) |
・5,566円(3ヶ月) ・5,203円(6ヶ月) ・4,719円(12ヶ月) ・4,477円(24ヶ月) ・4,235円(36ヶ月) |
SSD | 300GB | 400GB | 500GB |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB |
vCPU | 6コア | 8コア | 10コア |
転送量目安 | 全プラン無制限 | ||
ドメイン | 全プラン無制限 | ||
データベース | 全プラン無制限 |
WINGパックは、ベーシック・スタンダード・プレミアムの3つに分かれています。
プランごとにSSD・メモリ・vCPUの容量に違いがあり、上位プランになるほど容量が増加。
その分、ひと月あたりの料金は上位プランのほうが高くなります。
ただ、契約期間が長くなるほどひと月あたりの料金が安くなるのは、全プラン共通です。
なお、WINGパックの支払いは契約期間分を一括で支払う形式で、途中解約はできません。
3ヶ月のベーシックプランを選んだ場合、3ヶ月分の料金3,993円を最初にまとめて支払います。
公式サイトにも長期利用割引プランとの記載がある通り、長期契約向きの料金プランと言えるでしょう。
「通常プラン」の詳細と特徴
「通常プラン」は、1時間単位の料金体系となっているプランです。
最低利用期間もなく、比較的気軽に始められるプランと言えます。
通常プランの料金詳細や特徴は、以下の表にまとめました。
項目名/プラン名 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
時間あたりの料金 (1ヶ月最大料金) |
2.5円/時 (1ヶ月最大1,452円) |
4.9円/時 (1ヶ月最大2,904円) |
9.7円/時 (1ヶ月最大5,808円) |
SSD | 300GB | 400GB | 500GB |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB |
vCPU | 6コア | 8コア | 10コア |
転送量目安 | 全プラン無制限 | ||
ドメイン | 全プラン無制限 | ||
データベース | 全プラン無制限 | ||
最低利用期間 | 全プラン無し |
通常プランは、WINGパックと違って1時間単位での料金設定となっています。
サーバーを利用していないときは料金がかからないため、無駄なコストが発生しません。
最低利用期間もないので、始めやすく辞めやすいプランとなっています。
ただし、WINGパックのように独自ドメインはセットでついてきません。
ブログを開設する場合、自分で別途ドメインを用意する必要があります。
安定した環境を提供する「リザーブドプラン」
ConoHa WINGのプランには、もう1つ「リザーブドプラン」があります。
リザーブドプランは先の2つと違って、オプション的な位置付けのプランです。
WINGパックや通常プランに追加する形で、安定した環境を求める人のためのオプションプランとなっています。
レンタルサーバーは通常、複数のユーザーとサーバーを共有しています。
そのため、急激なアクセス増加が発生するとサーバーが混雑してしまい、サイト訪問者を待機させてしまうことが。
そうした問題を解決してくれるのがリザーブドプランです。
リザーブドプランでは、レンタルサーバー内に自分専用のデータスペースを用意してくれます。
急激なアクセス増加が起こっても、自分専用のデータスペースおよび自動スケールアップによってサーバーの混雑を回避。
アクセス数が多いサイトでも、安定した環境を提供できるわけです。
リザーブドプランの主な料金と特徴は、以下の表をご覧ください。
項目/プラン名 | WINGパック(リザーブド) | 通常プラン(リザーブド) |
料金 | 1,452円~6,171円/月 (12ヶ月) |
3.1円~12.1円/時(1ヶ月最大1,452円~7.260円) |
メモリ | 1GB~4GB | 1GB~4GB |
vCPU | 2コア~4コア | 2コア~4コア |
SSD | 300GB~500GB | 300GB~500GB |
転送量目安 | 無制限 | 無制限 |
データベース | 無制限 | 無制限 |
初期費用 | 無料 | 無料 |
リザーブドプランを利用すると、1契約ごとにメモリ・vCPUが割り当てられます。
他ユーザーの利用状況によってメモリやvCPUの割り当て変動が発生しないため、安定したサイト運営を実現できます。
ConoHa WINGのプランごとにおすすめな人の特徴
ConoHa WINGの各プランについて概要は掴めましたでしょうか。
各プランの内容を踏まえて、それぞれどのような人におすすめかを紹介します。
- これからブログを始めたい人は「WINGパック」
- とにかくコストを抑えたい人は「通常プラン」
- アクセス数の多い大規模サイト運営者は「リザーブドプラン」
それぞれ特徴を見ていきましょう。
これからブログを始めたい人は「WINGパック」
これからブログを始めたい人は「WINGパック」一択です。
WINGパックは3ヶ月からの長期契約が前提のプランで、途中解約もできません。
長期契約のハードルがあるものの、それ以上に「レンタルサーバーと独自ドメインがセットになっている」メリットが非常に強いです。
僕がブログを始めるときに一番感じていたハードルは、開設に必要な準備をきちんと整えられるかです。
レンタルサーバーや独自ドメイン、WordPressのインストールなど必要な準備は調べて分かっているものの、本当に開設できるのか不安に感じていました。
ConoHa WINGの「WINGパック」であれば、ブログ開設まで一気通貫で進められます。
レンタルサーバーはA社、独自ドメインはB社と分けて準備することに強い抵抗感がありました。
ConoHa WINGはすべてまとめて対応できるため、手間がかかりません。
ブログ開設までのお手軽さから僕がConoHa WINGを選んだように、これからブログを始める人にはWINGパックがもっともおすすめです。
とにかくコストを抑えたい人は「通常プラン」
とにかくコストを抑えたい人には「通常プラン」がおすすめです。
通常プランは、WINGパックに比べて圧倒的にランニングコストがかからないからです。
料金体系が1時間単位での設定となっているため、サーバーが稼働していないときは費用が発生しません。
1ヶ月の最大料金も設定されているゆえ、費用の上限値が分かるのも安心です。
加えて、最低利用期間がないこともコストの低減に貢献しています。
利用の開始と解約のタイミングに制限がないので、文字通りサーバーを使った分だけしか料金がかからないわけです。
独自ドメインは自分で用意しなければいけないものの、最初はできる限りコストを抑えたい人にはうってつけのプランです。
アクセス数が多い大規模サイト運営者は「リザーブドプラン」
アクセス数が多い大規模サイトや複数サイトを運営している人には「リザーブドプラン」がおすすめです。
リザーブドプランは、WINGパックや通常プランに対するオプション的な位置付けとなっています。
リザーブドプランの最大の魅力は、安定した環境を得られることです。
他者と共有するレンタルサーバーでありながら、専用のメモリやvCPUを割り当てられるのが本プランの特徴。
大量アクセスが発生しても、メモリやvCPUの割り当てが変動しません。
日頃からアクセス数の多いサイトや複数のサイトを管理している人にとって、環境の安定性は非常に重要な課題です。
そうした安定性の課題は、リザーブドプランであれば解決できます。
ConoHa WINGと他社レンタルサーバーの比較|特徴もあわせて解説
ConoHa WING自体のおすすめプランは分かったものの、他社サービスとの違いについて気になる人もいるでしょう。
ここでは、4つの他社レンタルサーバーとConoHa WINGの比較を紹介します。
最初に、以下の比較一覧表をご覧ください。
項目/レンタルサーバー名 (プラン名) |
ConoHa WING (WINGパックのベーシック) |
エックスサーバー (スタンダード) |
ロリポップ (ベーシック) |
さくらのレンタルサーバ (スタンダード) |
お名前.comレンタルサーバー (プラン分け無し) |
料金/月 ※契約期間は12ヶ月 |
941円/月 | 1,100円/月 | 990円/月 | 437円/月 | 1,078円/月 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
SSD(容量) | 300GB | 300GB | 400GB | 300GB | 400GB |
転送量目安 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 200個 | 無制限 |
独自ドメイン永久無料 | 2つ | 1つ ※24ヶ月以上の契約なら 2つ無料 |
1つ | 0 | 1つ |
データベース | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 50個 | 無制限 |
メモリ | 8GB | 8GB | 不明 | 不明 | 不明 |
vCPU | 6コア | 6コア | 不明 | 不明 | 不明 |
無料お試し期間 | 無し | 10日間 | 10日間 | 2週間 | 無し ※条件によって最大2ヶ月分の月額料金が無料 |
サポート | ・メール:平日10:00~18:00 ※平日10:00~18:00に順次案内 ※お問い合わせは24時間受付 ・電話:平日10:00~18:00 ・チャット:平日10:00~18:00 |
・メール:24時間受付 ・電話:平日10:00~17:00 ・チャット:平日10:00~18:00 |
・メール(お問合せフォーム):24時間受付 ・電話:平日10:00~18:00 ・チャット:平日9:30~13:00,14:00~17:30 |
・メール:24時間365日受付 ※返信は営業時間内 ・コールバック予約:24時間365日 ※希望の時間帯に折り返しがくる ・チャット:24時間365日 ※オペレーターによる対応は営業時間内のみ |
・メール:不明 ・電話:24時間365日 ・チャット:不明 |
上記金額は、通常時の料金となっております。
キャンペーン期間中は各社料金が異なるため、詳しくは各公式サイトをご覧ください。
続いて、各社レンタルサーバーの特徴を紹介します。
ConoHa WINGとの違いも解説していきます。
エックスサーバーの特徴および比較
エックスサーバーは、高速かつ安定した環境を強みとするレンタルサーバーです。
高品質のサーバー・ソフトウェアの性能によって、サーバーの速さはもとより大量アクセスにも強い構成となっています。
その他、WordPressの簡単インストール、無料独自SSLなど、ConoHa WINGと似た強みを持つレンタルサーバーと言えるでしょう。
ConoHa WINGとの違いとしては、大きく3つあります。
- 12ヶ月契約での料金は、ConoHa WINGのほうが安い
- 無料で取得可能な独自ドメインは、ConoHa WINGが2つでエックスサーバーが1つ
- エックスサーバーには無料のお試し期間が10日間あり
- 長い運用実績を誇るのはエックスサーバー
料金や無料独自ドメインの数ですと、ConoHa WINGに軍配が上がります。
しかし、エックスサーバーには10日間のお試し期間に加え、19年間ものサーバー運用実績があります。
長期間の運用実績は、それだけサーバーの稼働が安定していることの証明です。
サーバーの速度はどちらも定評がありますので、料金か安定性かで選ぶと良いでしょう。
なお、エックスサーバーも24ヶ月以上の契約で、独自ドメインが2つ無料となります。
エックスサーバーの公式サイトは以下から!
レンタルサーバー エックスサーバーロリポップの特徴および比較
ロリポップの基本機能は、おおよそConoHa WINGと同じです。
オリジナル機能としては、「ロリポップ!アクセラレータ」が挙げられるでしょう。
サイト表示を高速化する機能で、アクセスが集中したときでも安定したサイト表示が可能です。
主な違いは、以下の通りです。
- 若干の差ではあるものの、12ヶ月契約の料金はConoHa WINGのほうが安い
- ロリポップのベーシックプランなら、SSDの容量はConoHa WINGより多い
- ロリポップは12ヶ月以上の契約のみ独自ドメインが1つ無料
- エックスサーバー同様に10日間の無料お試し期間あり
無料独自ドメインの数はConoHa WINGが勝っており、ロリポップと違って12ヶ月契約以上といった無料取得の条件もありません。
また、料金も24ヶ月まではConoHa WINGのほうが安く設定されています。
ロリポップの公式サイトは以下から!
ロリポップ公式サイトさくらのレンタルサーバの特徴および比較
さくらのレンタルサーバは、料金の安さが特徴のレンタルサーバーです。
さくらのレンタルサーバの「スタンダード(12ヶ月契約)」とConoHa WINGの「WINGパックのベーシックプラン(12ヶ月契約)」を比較してみましょう。
さくらのレンタルサーバは月額437円で、ConoHa WINGは月額941円とその差は約2倍にもなります。
料金の他、両者の主な違いは以下をご覧ください。
- 月額料金はさくらのレンタルサーバが圧倒的に安い
- さくらのレンタルサーバは無料独自ドメインが0個
コストを優先される人は、さくらのレンタルサーバを選択しましょう。
月のランニングコストを非常に安く抑えられます。
一方で、今後複数サイトを運営するつもりで、無料独自ドメインの数を優先したい人はConoHa WINGがおすすめです。
なお、さくらのレンタルサーバは、サイトの表示速度が遅いとの評判をよく見かけます。
実際、速度を実測して検証した記事もあるため、サイトの表示速度を重視したい人は要注意です。
さくらのレンタルサーバの公式サイトは以下から!
さくらのレンタルサーバお名前.comレンタルサーバーの特徴および比較
お名前.comレンタルサーバーは、ドメイン登録サービスの最大手「お名前.com」のレンタルサーバーです。
お名前.comレンタルサーバーの特徴は、月額料金が最大2ヶ月無料になること。
クレジットカード支払いかつ6〜36ヶ月の契約ですと、2ヶ月分の月額料金が無料となります。
ConoHa WINGとの主な違いは、以下にまとめました。
- 12ヶ月契約での月額料金は、ConoHa WINGのほうが安い
- 取得できる無料独自ドメインの数もConoHa WINGの勝ち
- お名前.comレンタルサーバーは、支払い方法および契約期間によっては最大2ヶ月無料となる
- 電話サポートが24時間365日の対応であることも、お名前.comレンタルサーバーの強み
料金や取得可能な無料独自ドメインの数など、コストパフォーマンスはConoHa WINGが優れています。
なお、サイト表示速度については、さくらのレンタルサーバ同様にあまり良い評判がありません。
料金だけでなく、速度の評価についてもConoHa WINGが上回っていると言えるでしょう。
電話サポートについては、ConoHa WING以外も含めてお名前.comレンタルサーバーだけが24時間365日で対応しています。
お名前.comレンタルサーバーの公式サイトは以下から!
お名前.comレンタルサーバーConoHa WINGの魅力|実際の利用者が語る5つのメリット
他社との比較から、ConoHa WINGの強みはご理解いただけかと思います。
ここからは、より具体的にConoHa WINGのメリットを紹介します。
実際に今も利用している僕が思うConoHa WINGのメリットは、以下の5つです。
- ブログ開設に必要な準備がまとめてできる
- 長期契約で月当たりの料金が安くコスパが良い
- サイト(ドメイン)の追加も簡単
- 管理画面が使いやすい
- バックアップや復元機能が標準で備わっている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ブログ開設に必要な準備がまとめてできる
1つ目のメリットは、ブログ開設に必要な準備がまとめてできることです。
僕がレンタルサーバーを選ぶときに、もっとも重視したポイントでもあります。
レンタルサーバーの利用とドメインの取得をまとめてでき、WordPressのインストールも管理画面から簡単にできます。
取得したドメインがそのまま反映されて、すぐにでもブログを開設できるのは本当に手間がなく楽でした。
もちろん他社のレンタルサーバーでも、必要な準備をまとめてできるところはあります。
ですが、WordPressをインストールするまでの流れの分かりやすさなど、総合的な評価からConoHa WINGを選びました。
長期契約で月当たりの料金が安くコスパが良い
2つ目のメリットは、長期契約で月当たりの料金が安くコスパが良いことです。
ConoHa WINGのWINGパックは、契約期間が長くなるほど安くなる料金プランです。
もっとも長期の36ヶ月契約の場合、月額に換算すると1,452円となります。
安さだけ見れば、他にもっと安いレンタルサーバーはあります。
しかし、サイトの表示速度などサービス内容を踏まえると、ConoHa WINGは圧倒的にコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
サイト(ドメイン)の追加も簡単
3つ目のメリットは、サイト(ドメイン)の追加が簡単であることです。
人によっては、複数のブログやサイトを運営したいと考えているかもしれません。
ConoHa WINGですと、非常に簡単にサイト(ドメイン)の追加ができます。
新しくサイトを開設するためには、新たに独自ドメインを取得する必要があります。
ConoHa WINGなら管理画面から簡単に新規のドメインを取得できるため、あっという間に新サイトを立ち上げられるでしょう。
僕は現在、当ブログを含めて3つのサイトを運営しています。
いずれもWordPressのインストールまで、10分とかからずにできました。
ドメイン追加のお手軽さもConoHa WINGの魅力です。
管理画面が使いやすい
4つ目のメリットは、管理画面の使いやすさです。
ConoHa WINGの管理画面は分かりやすく、直感的に操作しやすいです。
以下の画像の通り、画面左側に各種メニューが表示されています。
メニューにあるいずれかのボタンをクリックすると、さらに細かく選択肢が表示される仕様です。
サイトごとの管理情報や目的の場所を探しやすいため、迷うことがありません。
仮に迷ったとしてもサポートページが充実しているので、大抵の場合は自己解決できます。
バックアップや復元機能が標準で備わっている
5つ目のメリットは、バックアップや復元機能が標準で備わっていることです。
ConoHa WINGは自動バックアップ機能があり、1日1回各種データをバックアップしてくれます。
バックアップデータは14日分まで保持できるため、万一サイトにトラブルがあってもすぐに復元できるわけです。
バックアップ機能は、すべてのプランで利用できるのも嬉しいポイント。
安い料金プランだからといってバックアップ対象外ではないため、コストを抑えて利用したい人にとって安心材料の1つとなるでしょう。
バックアップデータは、管理画面から簡単に復元可能です。
ConoHa WINGを利用する際の注意点2つ
利用者の観点からConoHa WINGのメリットを紹介しましたが、注意点もあります。
ConoHa WINGの利用を検討する際、次の2つの注意点を把握しておきましょう。
- 無料のお試し期間がない
- サポート対応が平日のみ
順番に説明します。
無料のお試し期間がない
注意点の1つ目は、無料のお試し期間がないことです。
ConoHa WINGは無料のお試し期間がないため、WINGパックのプランだと最低3ヶ月からの契約となります。
初めてブログを開設する人は、いきなり3ヶ月以上の契約を結ぶことに不安を抱くかもしれません。
いきなりの長期契約が不安な場合、まずは通常プランから始めてみてください。
ドメインを別途自分で用意する必要はあるものの、使った分しか料金が発生しないので気軽に利用できます。
どうしても無料期間で仕様を確認したい人は、エックスサーバーなどお試し期間があるレンタルサーバーを使いましょう。
ただ、僕はConoHa WINGを使って3年になりますが、今のところ大きな不満を感じたことはありません。
サポート対応が平日のみ
注意点の2つ目は、サポート対応が平日のみであることです。
ConoHa WINGは、メール・電話・チャットのいずれも平日の10時〜18時しか対応していません。
メールの受付は24時間対応ですが、回答がくるのは平日の10時〜18時の間だけです。
24時間365日で電話対応しているのは、主要なレンタルサーバーではお名前.comレンタルサーバーのみとなっています。
とはいえ、ConoHa WINGはサポートページが充実しており、ネット上の記事も多いです。
実際、僕も分からないことはサポートページか、もしくはネット記事を確認して解決してきました。
ユーザーの疑問|ConoHa WINGに関するよくある質問
最後に、ConoHa WINGに関するよくある質問に回答します。
主な質問を5つピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 契約期限はどれくらい?更新は自動?
- 料金が安くなるキャンペーンはある?
- 契約期間中にプランの変更はできる?
- 障害は多い?
- セキュリティはきちんとしている?
1つずつ解説していきます。
契約期限はどれくらい?更新は自動?
契約期間は、選んだプランによって異なります。
通常プランの場合は、契約期間がありません。
最低利用期間もないため、辞めたいときに辞められます。
一方でWINGパックのプランは、最短3ヶ月〜最長36ヶ月の契約期間となっています。
契約期間が長くなるほど、月当たりの費用は安くなる料金体系です。
契約は自動更新となっており、契約満了日の30日前に実施されます。
解約したい場合は、契約満了日の30日前までに管理画面から自動更新をOFFにする必要があります。
料金が安くなるキャンペーンはある?
ConoHa WINGでは、期間限定のキャンペーンが定期的に実施されています。
過去、20回以上もの期間限定キャンペーンが実施されており、2023年6月現在も「Early Summerキャンペーン」が実施中です。
利用料金の割引がキャンペーンの主な内容で、割引率はおおよそ最大50%前後となっています。
ほぼ毎月のようにキャンペーンを実施しているため、キャンペーンを逃してしまう心配はまずないでしょう。
仮にキャンペーンを実施していなかったとしても、少し待てばまたキャンペーンが始まるはずです。
契約期間中にプランの変更はできる?
ConoHa WINGは、契約期間中にプランの変更ができます。
ConoHa WINGのどのプランを申し込んでも、後からすべてのプランへ変更が可能です。
そのため、自分のブログやサイトの状況に応じて、より最適なプランを選べます。
ただし、ディスク容量が超過している場合は、プランダウン(下のプランへの変更)はできないので注意です。
障害は多い?
個人的には、障害は多くない印象です。
ネット記事を調べると、ConoHa WINGのデメリットに「障害の多さ」が挙げられています。
本当に多いのか調べてみると、年2〜3回ほど発生していました。
障害件数は0であることが望ましいと考えれば、年2〜3回は多いのかもしれません。
とはいえ、僕自身は障害が発生していることに気づいてさえいなかったので、いずれも大規模な障害ではなかったと思っています。
いずれにせよ、年2〜3回の障害を多いと感じるかは個人の捉え方によるでしょう。
セキュリティはきちんとしている?
ConoHa WINGのセキュリティは、きちんと対策されています。
WAFが標準で搭載されているため、サイトへの攻撃通信を自動でブロックしてくれます。
むしろ、WAFのブロックが強力過ぎて、止めなくて良い通信まで止めていることが。
WAFが通して良い通信までブロックしている場合、管理画面から簡単に除外設定をおこなえます。
管理画面からWAFのログを見てみると、さまざまな攻撃を防いでくれていることが分かります。
もちろん、WAFがあるからといって絶対安全なわけではありません。
それでもログなどの情報から、セキュリティ対策がきちんと機能していることを実感しています。
WAFがブロックした通信を通す方法は以下で解説!
まとめ|個人ブログなら「WINGパックのベーシックプラン」を選ぼう
ここまで、ConoHa WINGのおすすめのプランについて紹介してきました。
これからブログを始める人は、「WINGパックのベーシックプラン」を選びましょう。
簡単にブログを開設できることに加え、長期契約による割引が非常に魅力的だからです。
本記事で紹介したレンタルサーバーも、それぞれの魅力があります。
人によって最適なレンタルサーバーは異なりますので、この記事を参考にしつつ自分に合ったレンタルサーバーを契約してみてください。
ConoHa WINGの実体験レビューは以下で紹介!